それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

特別支援教育の視点

「特性?」それとも「年相応なだけ?」

語りたい人な「ハピペン」です。 前に学年会で言われてしまった一言。「ハピペンは語りたい人だからね」ってそういう枠組みあったんかーーー!スマートにって人もいるってことだよなー……そうだよなー……がーん。みたいな。 気を取り直して、今日はこの本を見…

「影響力」と「所属感」と「自己肯定感」

いよいよ梅雨なのだなあ、と思っている「ハピペン」です。来週雨マークだらけだわ。 今日は、影響力について自分が考えたことを書こう。 今、クラスの雰囲気がよくなってきていると思っていて、4・5・6年の振る舞いが4・5月と比べて明らかに変わってい…

紙コップカエルのねらい

鳥は朝何をしゃべってピーチクパーチクしているんだろう、って思った「ハピペン」です。 昨日は、次年度入級予定の保護者の方が見学に来られるということで、その時間の授業のT1を担当しました。 【図工(生活単元)】で何か梅雨につながる季節の工作とし…

「自然に身に付く、暗黙の了解、当たり前のこと」の難しさ

子どもにパピプペポだけで指示を出したら、すごい食いつかれた「ハピペン」です。ちょっと冗談でやってみたら、「もっとやって!」となりました。子どもたちは、分かりやすく言われるだけじゃなくて、考えて楽しみたいってのもあるのかもなあ。 今日は特別支…

驕らずにねっ!

子どもが体育館から出た後「気持ちいいね」と風を感じて言った。こういう体育をやりたい!「ハピペン」です。 昨日は、巡回相談でした。第三者に見てもらうっていいやっぱり大切。 その中で感じた学びを一つ。 「自分で考えた、やった、つくってあげた」って…

「脳番地」の地図を基に発達障害の子に身に付けたい力と活動を考えられたらよくない?

来週はプール開きな「ハピペン」です。今日はちょっと買い物にでも行こうかな、と。 さて、「脳番地」をもとに、今その子に必要な活動を考えたい!という話。 そしたら、子どもはもっと伸びて、生きやすいかもしれない。 阿部先生のツイートを見ても常々思っ…

「経験学習」のための「適切な業務経験」とは?

お菓子を食べてしまって翌朝ショックな「ハピペン」です。 一昨日からは通勤の行きに『フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 (PHPビジネス新書)』を読んでいます。 めちゃ面白いです。 「ポジティブフィードバック」を頑張りた…

手順は可視化して!「聴く力」を育てるからって見えない化されすぎじゃない?

気づいたら一日置きに、五目あんかけ焼きそばを食べていた「ハピペン」です。なんでか、つい頼んでしまっていた。 さて、今日は大きく二つ。 「手順を可視化して!」 「聴く力」ってそんなあたり構わずねらっていくものなの? です。 「手順を可視化して!」…

「正しい行い方」と「ルール」をきちんと「ネタバレ」すること

プール清掃など、イレギュラーがある今日この頃の「ハピペン」です。仕方ないそういうサイクルもある。このイレギュラーのときのタスクをどうするかが、分からない。体調が思いっきり左右されちゃうなあ……。 行きに読んでいる本から。『アドラー博士が教える…

「過剰介入した人生」って、誰の人生なんだろう?

ちょっとだけ、生活が崩れて眠い「ハピペン」です。寝るのが遅いのがちょっと問題。 通勤中に読んでいる本について記録する。(大事なところが多くてたくさん書いてしまいました。) 「過剰介入」の境界線ってどの辺りにあるだろう? 介入するほど、その子の…

教育とは他律的な働きかけからはじまる

というわけで、二つの本を行きと帰りに分けて読んでいる「ハピペン」です。昨日、読んだ分から、考えたことを書きます。 「話が聞ける子」とは「黙っている子」ではなく、「対話ができる子」をいう 子どもを聞く気にさせるのはIメッセージ 命令は、それに対…

「批判」ってそれやめない?

あーうざったいって気分な「ハピペン」です。 今日はあえてね、あえて口悪く書いちゃうから。 必要なことはね、いつだって他人をリスペクトだよ。 「去年はこれで出来てたのに」 「◯◯くんはもっとできると思うよ」 「あーはいはい」 それ一番いらないからね…

「刺激」によって活動できないのは誰のせいか

今日も晴れてよかった「ハピペン」です。外遊びをしなくて、とお悩みの保護者の方もいるが……今のところ遊べてる毎日!! 「感覚の違い」によってスムーズに活動できないのは、誰のせいだろうか? 「子どものせい」だろうか? いや、それはないはず。「教師の…

重い子・軽い子

1週間終わったー!な「ハピペン」です! ただ疲れすぎてはいない。上手く力も抜きつつ、自然体で出来たってことかもしれない。 常勝で上昇です。やってきたことは間違っていなかった!?国・算への支援がどハマりで、落ち着いて学習して子どもたちは、笑顔で…

力不足感

たまに正夢を見る(気がしている)「ハピペン」です。正夢を、正しい夢と捉えて、デジャブみたいなのを感じたときには「この道が正しいのだ」と納得するようにしています。(中ニ病っぽいか) 入学式。6日ってのは珍しいかもしれない。 一年生みんなで入学式…

子どもとの出会い

好きなことは「いいね!」って誉めることな「ハピペン」です。 着任式ですね。何度か記事にされている話し過ぎない大切さ。でも、何か自分らしさ……なんて贅沢。 好きな動物は「ペンギン」。 好きなことは「いいね!」って誉めること。 朝あいさつしてくれた…

交流の困難さ

今日は職員会議だったり、お昼を何人かで食べに行ったりな「ハピペン」です。 ちょっとした配布物、日々の業務に必要な書類、教室整備をして一日が終わる。 開店準備完了。 そうして、あとは、子どもの出方を見ないとなんとも言えない。 さて、ただ、ただ、…

教室環境の整備

今日やったのは、教室環境の整備。 教室に入ると、目の前に巨大なプリンターと雑然と置かれた教師机2つ、胸くらいまでの黒い棚3つ、長机2つ。 教室に入って左奥へ。パーテーションの向こうには5つの机が並んで、パーテーションに張り付いた黒板には「進級お…

ある不登校の記録

急に高熱の「ハピペン」です。あーあ、これ絶対来年度へのストレスだわ……人はストレスがかかると免疫が落ちる。環境の変化に弱いってのは、きつい弱点だなあ……。 X年、「不登校」、「虐待」、「いじめ」の対応が重なって大変だった。そのうち、「不登校の記…

「ルール(ソーシャルスキル)」よりも「認知能力」

右目だけかゆい「ハピペン」です。実はほんのわずかだが、この最初はメタ認知だなあ、と思う。 クラスの中で、暴言・暴力・授業妨害がなかなか止まない子がいる。 その子に必要なのは「ルールを教える力(こちらよりの視点)」よりも「ルールを理解する力(…

数年前はじめてのドッジボールで首が取れた……!?わけないでしょ!

今日、数年前に受け持っていた子がドッチボールをする姿を見て「成長したなあ」って思った「ハピペン」です。 「今すぐ死ね!」 「学校を壊せ!」 「お前は頭がおかしい!」 と毎日言っていた子も、年月を経て通常級で過ごすようになり、友だちとドッチボー…

「正しい」や「相応しい」の先

最近「ひれ酒」にはまっている「ハピペン」です。ふぐのひれを入れて呑む温かいお酒です。匂いが独特で心を奪われました。(はじまりは、はまっている酒を紹介するコーナーって意識はない。) 6年生が巣立っていって、残る5年以下の子どもたち。 「掃除をす…

フルインクルーシブが担保できないもの

夜中に急に壁掛けの時計が落ちて割れた「ハピペン」です。この先に起こる何かの身代わりになって私を守ってくれたらしい。先輩が言うには……。 フルインクルーシブが担保できないもの フルインクルーシブが担保できないものは、「その子に合った個別の学び」…

「何のためのインクルーシブか」の解

これからインクルーシブ教育を進めていく上で、「『なぜインクルーシブ教育をするのか』という問いにどう応えるか」という課題があると、全国障害学生支援センターの殿岡翼さんが言っていた。 みなさんは、なぜ共生社会を目指す必要があると思いますか?なぜ…

社会が目指す「枠」の方向(だと思っているもの)

さて!最後の週です!「ハピペン」です! inclusive.hatenablog.jp これに関連して。 社会が目指す「枠」 ハピペンなりには、いっときよく見た「平等」「公正」について画像の考えが社会の流れだと思っている。 「平等」と「公正」 こちらの説明文つきの画像…

「クラスワイドな支援から個別支援へ」

やっぱり目がかゆい「ハピペン」です。目薬を買わなければ……。 ここ最近の特別支援の流行りは、支援を要する子の周囲の子どもたちへの働きかけだと感じます。授業のUD(ユニバーサルデザイン)もその一つかと思います。 個別に支援する方法は、だいぶ蓄積さ…

「枠」は「排除」を生む

卒練と面談に追われている「ハピペン」です。追うってよりは、完全に追われていて、むしろ襲われている気すらする……。そんな最終局面。 卒業式は大きな行事ですね。大きな行事は、インクルーシブについて考える機会になりやすいです。 多方面との合意形成。…

「システム2」と「自我消耗」について(『ファスト&スロー』より)

(「ファスト&スロー」×「特別支援教育」×「ハピペン」その2) 「ファスト&スロー」を今年度中に読み切りたい「ハピペン」です。 「システム1」と「システム2」については、こちら。 inclusive.hatenablog.jp 「システム2」と「自我消耗」 「システム2…

「みんな違ってみんな同じ」について

先週10年ぶりにウィスキーを飲んだ「ハピペン」です。バーでロックを2杯飲みました。楽しい時間……。 「みんなちがってみんな同じ」 今日は「みんなちがってみんな同じ」についてです。 かの有名な「みんな違ってみんないい」。ああ、歌にまでなってやがるぜ…

子どもに注目していることを示すには?注目ってどうすれば注目なのか?

自己紹介で、最近した贅沢は「オリーブをたくさん食べること」と応えた「ハピペン」です。イタリアンのお店でテーブルに「オリーブ」がおいてあって好きなだけ食べていい風味なお店があって驚きました。(その日はお茶だけだったのでそれにはありつけません…

「システム1」と「システム2」(「ファスト&スロー」より)

(「ファスト&スロー」×「特別支援教育」×「ハピペン」その1) 買った本が読み終わらなすぎて、自分の怠惰に今にもまけそうな「ハピペン」です。 なぜだー!本を読みきらないーーー!! そんな中読んでいる『ファスト&スロー』の話です。 まだ上巻だけです…

「ガキの使い絶対に笑ってはいけない24時」は、なし?……う~ん………あり……なのかも?

11月22日は「いい夫婦の日」ですよね。今日は1月11日です。この日に結婚式だかなんだか、入籍だったかをした友だちがいました。そのとき「いっ、いい日」を選ばれた二人に、「いっ、いい日」を過ごしていってほしいみたいなことを酔っぱらって言ってしまった…

【木村先生の講演】再び「みんなの学校」を見てみた

昨今の乾燥がとにかく辛いと思っている「ハピペン」です。ハンドクリームを塗るとベタベタでしばらくタイピングがしづらいなあと……。 「みんなの学校」の舞台「大空小」の元校長「木村泰子先生」の講演を聞きました。講演のざっくばらんな感想を書いていこう…

〈触覚〉の【感覚過敏】について

〈触覚〉について 【感覚過敏】には、「視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚」とそれぞれあるのですが、そのうちの〈触覚〉について。 ちなみに、【感覚過敏】の反対は【感覚鈍麻】です。両方合わせて、「感覚のつまずき」と言うこともできます。 以下は、前に『川…

「自尊感情」を下げない指導

ものすごく短絡的に思うことを書いていく。 「自尊感情」を下げない指導が大切。 どうしてかというと「二次障害」を避けたいからである。 療育によって特性が緩和されることはあっても、下がった自尊感情は上げにくい。 「ケリーマグゴニカル」の本に、「1つ…

〈社会に合ったAくん〉から〈Aくんに合った社会〉へ

小学校はおおまかに「低学年→中学年→高学年」の段階を踏む。 「1、2、3年」と「4、5、6年」でも違うし、細かく見れば「1、2年」「3、4年」「5、6年」でも違う。 特に「3、4年」は「10歳の壁」と言われるように、違いが小さくない。 だから、なんなのかという…

「これからどうなるかわからないけど、わからないってことは、すごくいいことが起こる可能性もあるってことでしょ。」

この間、子どもに見せる動画を探していたら出会った言葉。 下の番組の「scene05」で出てきます。 www.nhk.or.jp この回のテーマは「すべてはこれからはじまる~将来に希望をもつ~」です。 主人公が「自分は何者になったらいいのか?」を考え、未来に向かっ…

ナチスから迫害された障害者たち

inclusive.hatenablog.jp ちょっと、つづきです。 引き続き「人権啓発研修」の内容から少し話します。 やまゆり園の事件から、事件の風化について懸念を抱いていると話していました。 ところで、ナチスのユダヤ人に対する「ホロコースト」は「人種差別」につ…

昭和36年『わが国の特殊教育』(文科省)

人権啓発研修へ行きました。テーマは「インクルーシブ社会の実現」です。 私は、人権感覚って「知る・気づく」ことでしか養えないのではないか、と思っています。 いろいろ知ったとき、「変だな」「それはおかしい」「ありえない」「なんかたまらない」って…

「みんなの学校」を見てからの一日

そんなに大きく変わることはないと思ってたけど。 自分なりに思い返しながら、要所要所で大空小の光景を思い浮かべて指導している自分がいた。 特に二つあって、 「子どもに聞く」「謝る」 ことを意識的に大切にしている自分がいた。 〈子どもに聞く〉 私は…

「みんなの学校」を見た感想(2)

前回 inclusive.hatenablog.jp のつづき。 大阪市立大空小学校の「映画『みんなの学校』を見た感想の話。本も出ている。 教育観の違いはどこからくるか 一昨日から〈教育観の違い〉について引き続き考えていました。 そして、教育観の違いは「どうやって人間…

「みんなの学校」を見た感想(1)

「みんなの学校」は〈大阪市立大空小学校〉のドキュメンタリー映画です。 サイト http://minna-movie.com "不登校も特別支援学級もない"というコピーがサイトにあります。 当たり前のことを大切にすること。 要は「一つ一つの事態に対して、トップとチームで…

「どうしたら人は変われるか?」

簡単に言えば、「変わろうとしている人は変わる」。 「カラーバス効果」によって脳の中でいくらでも変わるための情報が手に入っていくと思う。 アドラーの言うところの、人はその状態を生むためにその考えを生み出しているだけという可能性がある。 その方が…

「ほめる」の自分なりのこだわり

「批判=吟味」と捉えていただいて読んでもらえたら、と思います。 woman.excite.co.jp この記事の下の方に 「今日、髪型カッコいいね!」「その服、可愛いね!」 と「身だしなみ」などなんでも褒めるという話が出てきます。価値観は、人それぞれでいいと思…

「ポケモン」と「菜根譚」

「弱点を責めない」 学校で他のクラスの先生から聞いた言葉です。 子どもを育てるとき、大人の思う「普通」に近づけるために、弱点を克服しようと指導することもあると思います。 けど、それは、有用なのか怪しいところです。 そこで、ポケモンが浮かんでし…

「暗黙の了解」の言葉化

どの子どももそうですが、「暗黙の了解」に気づいて応じられる子どももいれば、言葉になって知ることで応じられる子もいます。 知って納得すれば、その場に相応しい行動ができることも多いです。 入りやすい指示の「具体的」には、「暗黙の了解」の言葉化も…

「どう育てたいか」と「どう育ちたいか」

「AIとの戦い」から続いて、彼らの未来に必要な力はなんなのだろうか、という問いが浮かぶ。 inclusive.hatenablog.jp それと同時に、最近「大人の主観」VS.「子ども目線の客観」が気になる。 「どう育てたいか」 と 「どう育ちたいか」 にズレがあると、…

指示のポイントでよくあるやつ【3つ】

指示の仕方の定番を記録しておこうかな、という試み。 よく言われるのは【視覚的・具体的・肯定的】です。 【視覚的】:目に見える形 【具体的】:短く端的 【肯定的】:〇〇しない→〇〇します こんな感じです。 【視覚的】 (例) 「文字にする、絵にする、写…

「自由」と「責任」

最近の中で、この指導子どもに入ったなと思っている指導の一つに、「社会では責任を果たすと自由が与えられる」というものがあります。 自由権に則った形で自由を定義しています。 ・他を害さない。 ・法律に反さない。 「自分勝手」「なんでもあり」の自由…

続・通常学級における支援級理解について

勉強に対する価値観について書いてみようと思います。 学習指導要領改訂目前なので、価値の捉え方が変わってきているのは当然のことと思います。 流行と不易の中で、現在通用するのは、もしかするとそもそも不易の部分だけなのかもしれないなどと思ってしま…