「子どもが進んで活動する」ためには、
「具体的に教える」
ということがポイントです。
「具体的に教える」とは?
配慮を要する子たちに何かをさせるとき
「具体的」に伝えるということが求められます
どうしてかというと「想像力が働きにくいため」です
たとえば、体育で、口頭による聴覚の情報だけで説明せず
大人やできそうな子が実際にやってモデルを一度見るだけで
進んで活動できるときがあります
ただ、これはどんな学級でも行われていることでしょう
じゃあ、見せてもできないときは?
「見せてもできないとき」
この間、なるほどと思ったことを書きます
それは「見せるだけでもできないとき」どうするか
発達段階を見誤り、できない活動を取り入れてしまいました
子どもが活動できずに焦りました
しかし、その活動は私が仕掛けたかった活動(ペアになってジャンケンをして、勝ち負けに応じて動く活動)でした
3人くらいの子どもが、ペアを作らずにしゃがみこみ、楽しそうにおしゃべりをしていて全く動き出しません
私は、それぞれの子どもの手にふれながら順番に、「最初はグー」と言いながら、少し強引に活動を参加させようとしました
子どもたちは、大人の私とは活動することができました
一人ずつ、三人とジャンケンをしました
すると、そのあと!!
子どもたちが進んで「○○さんやろう」と動き出しました
「想像力」の発達、もしくは、大人の説明力や具体的に活動を見せることによって、活動に参加できることも多いと思います
しかし、それでもうまくいかないとき
「一度大人が先導して一緒に行うこと」で、できることがあります
設定した活動がうまくいかなかったと諦めないで、一度やらせてみて、やり方の具体をつかませ、活動させる手があります
そうです
一番の具体は
「実際に体験すること」
なのです