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それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

負けなし!遠足・社会見学(校外学習)の必勝法! #2(本番)

昨日は「支援の小中交流会」で、今日は「5年生の社会見学」でした。

 

二日連続で、「校外学習」がありました。

やはり改めて、「事前学習」の大切さ、そして当日の「本番の配慮」の大切さを感じました。

 

今回は「本番」に使える手立てを書いていきます。

 

 

1.「本番」必勝アイテム!

「本番」に必要な必勝アイテムは、「A4ファイル」です。

 

これまで、年6、7回校外学習に行っていますが、このファイルがいらないと思ったことは一度もありませんでした。

 

ファイルはとりあえず、こんなもんです。

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もちろん、ただファイルを持っていけばいいわけではありません。

 

中身が肝心です!

その中身は……

①「事前学習」した内容

②「日程」などの当日の流れ

③「視覚的」に指示したいこと

です。とにかく遠足に必要な情報を閉じ込めます。

①「事前学習」した内容

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赤字は、事前学習の際に書き加えたものです。事前学習も赤字で記入していったので、再現してあります。

 

ちなみに、緑色の四角でかこってあるのは、私が6、7年子どもとかかわって絞った「公共の乗り物のマナー3つ」です。プラスして、運転していただいている、乗せていただいている意識ももたせるとより上手に乗れます。

「ふざけない」によって、つり革のぶらさがりを抑止します。

今年の5年の電車のマナーは昨年の6年より良かったと引率の先生たちから評判がありました。昨年の6年は、こうした事前のルールなしでした。

他にも、

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こんなパターンもあります。

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②「日程」などの当日の流れ

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私は、このレイアウトが好きで使っています。前は手書きで書いていました。手書きで書いた方が伝わりやすい感じがしますが、時短のために型を作ってパソコンで入力するようにしてしまいました。

横向きのときもあります。

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③「視覚的」に指示したいこと

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これが一番重要です。

声を出さなくても指示できることはとても重要です。

これを出せば、大体の子どもは見てしまって、無視できません。

言った場合には無視される確率が上がりますが、見せると「やらないと」という思いが強まるみたいです。

 

この指示が特に効果を発揮するのは電車の中です。

電車の中で教師が口頭で注意した瞬間、注意されるまではしゃべっていい、うるさくしていい風土ができます。教師も、意識して静かな注意をしていると示すことが大切です。

施設に入るときも、何度も「静かにしなさい」と言うより、入口でこれを持って立ち、全員に見せた方が教師のストレスも子どものストレスも少ないでしょう。

 

大きなポイントは、白紙とマジックを持っていくことです。

A4の白紙を何枚かもって行けば、その場で必要な指示を書いて示すことができます。

 

「小中交流会」では、近所だしと思って油断し、持っていき忘れました。

ファイルには「はなしをきく」「しゅうごう」「ならぶ」「なかよく」しか用意しておらず、痛い目に合いました。「すわる」「くちをとじる」がほしかったです。

 

「社会見学」で書いた指示は、「しゅうごう」「ならぶ」「はなしをきく」「くちをとじる」「すわる」「なかよく」「まね」「せいかい!」「じょうずでした!」「つめる」「100%あるく」「さいごまで力!」などでした。

駅でトイレに行く際など、歩くの指示が必要です。「ん?」と思えるように100%を付け足してみました。

まとめ

私は、「キャンプ」や「修学旅行」もこれで乗り切りました。

これは、支援級の子どもだけでなく、交流の中で配慮が必要な子にもとても有効です。道中何度もいろいろな子が「次なんだっけ?」「見せて、見せて」と言ってきました。

 

分かりやすさを追求するのではなく、自立して生活する力も育まなければなりませんが、安心して校外学習に臨むための手だての一つとして紹介してみました。

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