それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

【重要】活動を考えるときは、まず「ねらい」から!

授業の活動を考えるときに、どんな風に「思考のレバー」を動かせば、理に適った活動を思いつくことができるのか。

 

私は、教師一年目にどうすれば授業における手だてや活動内容や発問が思いつけるのか。それらを思いつく引き金となる「思考のレバー」のようなものがどうすると得られるのか不思議でたまりませんでした。

はっきり言って、良い授業ができるかは思いつけるかどうかの「運じゃん!」と思っていました。

どうすれば、思いつけるのかは、もちろん「経験」の一言で済んでしまうところがほとんどだろうから、やっぱり、はじめは「運」みたいになってしまうのは当然かもしれません。

 

けれど、毎回「経験」と「運(?)」といった、そのときのフィーリングに頼るのはハードですよね。

 

1.私はどう思いついていたのか

私はどう思いついていたのかですが。

一年目は、早朝に思いつくことが多かったです。

たとえば、図工をやるときに、どんな図工をやればいいのかとにかく迷いました。

4時ぐらいにやっと「これならいける!」というものを思いつき、実施しました。

それは、よく当たった。子どもが食いついて、ねらいを達成できました。

 

二年目は、さまざまな緊急事態もあり、日々全力でした。もう一人も欠けるわけにはいかないという状態で、体力と健康が第一優先でした。

そうすると、早朝まで授業を考えている場合ではないのです。それをしていると、身が持ちません。

必要になる作戦は、協力でした。とにかく、チームで相談し、「これでよかったことにする」しかありませんでした。

 

三年目になると、新しいことにも目が向くようになります。なんか、仕事量が増えていると思う今日この頃です。

けれど、変わらず授業はしなければなりませんよね。ただ、気が付くと、授業を考えるのがそんなに苦痛じゃなくなってきていました。

要は、「経験」なのかもしれませんが。その「経験」における「思考のレバー」を少しご説明します。

2.「ねらい」を手に入れる

なんでもいいわけではないのですが、「子どもの姿を見て」必要な身に付けたい力を見出すことが大切です。

活動は、ある子どもの実態に即して選択されていなければ、成長へ導けるはずないからです。

たとえば、身に付けさせたいからといって、小学三年生に高校三年生の数学を教えたりはしませんよね。

そのときの子どもの実態に合った活動があるはずです。

3.「ねらい」を手に入れるために一番役に立つもの

それは、「学習指導要領」です。

私は、「自立活動」の活動内容について悩んでいたのですが、一時期は就労の視点から必要な力や活動を考えていました。もちろんこれも重要なことに違いないのです。

しかし、それと同時に「学習指導要領」に書かれている領域の内容も意識して加えることで、活動がより「焦点化」でき、かつ、全体で共有しやすくなりました。

 

前に、「公私を分けたコミュニケーション能力」や「お金のやりとり」、「就業意識」などさまざまなことを意図して、お店屋を企画して作らせ、下学年の子を招待してお店屋さんごっこを行いました。 

 

けれど、いろいろな大人がT1をやっていくなかで少なからずズレを感じました。お店屋さんを楽しんで終わりみたいな雰囲気になりかけるところもありました。

それはそれで体験としていいのですが、「ねらい」を絞り明らかする大切さを思いました。

 

4.「ねらい」は一つに絞る

これは、どんな授業でも言われるような、当たりまえのことですね。

評価の観点など、多くても二つとは、よく言われることです。

 

一つに絞ることで、共有もしやすくなりますし、子どもへ提供する活動も絞りやすくなります。

 また、「ねらい」を達成するために子どもに示す「目標」も大切です。授業のはじまりに「目標」を示すことで、各段に活動のブレは減ります。

 

まとめ

私は、現在、

「自立活動」の「人間関係の形成」にはまっています

(1)他者とのかかわりの基礎に関すること。

(4)集団への参加の基礎に関すること。

などを通して、集団に参加するときの自己理解を深めていってほしいと思っています。

そして、これらを意識した活動を通して「男女学年関係なく手をつないできれいな円になれるようにする」ことが年内の目標です。

 

「ねらい」を絞り、「目標」を見据えることができたら、あとは、それを達成するために必要な活動を選ぶだけです。

「自立活動」や、「ネタ探し」については、またどこかで書きたいと思います。

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