今日は、「スリーしつもんクイズ」をやりました。
本当は、正式な名称があるのかもしれませんが、うちではそう呼んでいます。
◎準備
1.「必要な人」
・答えを選んで、質問に答える人
・質問して正解を推理する人
です。
答えを選んで、質問に答える人は一人です。
質問して正解を推理する人は何人いてもかまいません。
2.「必要なもの」
・絵カード
もしくは、
・文字が書いてある紙
でもいいです。磁石を付けて貼れるようにしておくとやりやすいです。
◎やりかた
1.答えを選ぶ
場に答えをいくつか用意して提示します。
黒板などに貼って示すといいです。
やったことがあるのは、3こ~25こくらいです。
答えを一つ、心の中で選びます。口に出して言うと、正解が分かってしまうからです。
教えるときに、わざと口に出して言って「正解は?」と聞くと、みんな答えてくれます
「言っちゃったら、クイズにならないからね」と確認してください。
最初は教師が見本になり、オーバーに「決-めた!」とかやるといいです。
3枚から練習して、だんだん増やすといいと思います。
2.質問させる(3回)
「はい」か「いいえ」で応えられる質問をさせます。
「質問をどーぞ!」
「○○さん、どうぞ」など
声を出したり、名前を呼んだりするかかわりを促せるといいです。
3.「はい」か「いいえ」で答える
実際に質問をしたイメージで画像でやってみます。
「スタート!」
一つ目の質問「くだものですか?」
「いいえ」
くだものが、抜かれました。
二つ目の質問「みどりですか」
「はい」
みどり色の野菜だけ残りました。
次でより絞れるといいですね。
三つ目の質問「苦いですか?」
「はい」
答えはなんだと思いますか?
4.答えを言う
おそらく、この流れだと
「ピーマン!」「ぴーまん」「ピーマン!!!」
となるでしょうね。質問が上手だったので、一つに絞れました。
5.正解か不正解を言う
「せーかいは!」
「ピーマンでした!」
※番外編
候補が多く残ったり、答えても当たらなかったりした場合
そのときは、
「もう一つ質問をさせる」とか
「一人ずつに持たせて、肩を叩かれた人ははずれ」とか
「はずれだと思うものを言っていくようなロシアンルーレットみたいなもの」とか
いろいろな形式で最後の答え示しても面白いコミュニケーションができます。
動物の絵カードなんかでもやりました。
コミュニケーションが苦手な子や、勉強が苦手な子でも、入り混じって話し合って、質問を考えたり、答えを考えたりしている姿が見られていいなと感じています。
誰もが一度は答えを決める人になり、前に出られるといいと思います。
ルールの分かりやすさや、繰り返すほど上手になる点が良く、終わり際に乗り気じゃなかった子や、前に出たがらない子も出てみようかなと思ってやってくれることが多いです。普段そんなことを言わないような子が「またやりたーい」と笑顔で言っているときもありました。試してみてください。