そんなに大きく変わることはないと思ってたけど。
自分なりに思い返しながら、要所要所で大空小の光景を思い浮かべて指導している自分がいた。
特に二つあって、
「子どもに聞く」「謝る」
ことを意識的に大切にしている自分がいた。
〈子どもに聞く〉
私は子どもの指導について大切にしていることが3つある。
そのうちの一つが「分からないことは子どもに聞く」である。なんとなく最近忘れていた。
これは〈林竹二〉さんや〈灰谷健次郎〉さんなんかもよく本の中で言っていることだと思う。
( この辺りが大切にしている本です。)
「子どもに聞く」ってことを大切にすると、こじれないで話が進むことが多いように思った。
大人は焦りすぎず、すぐに答えが見えなかったとしても「子どもに聞く」ってことをした方がよい。
そうすると、その聞いた後の勉強も集中して行うような気がするから不思議。
大切にしている3つの言葉を一応書いておく。
・子どもは気持ちの悪いことはしない
・子どもを否定しない
・分からなかったら子どもに聞く
この3つで優しい大人になれる。
〈謝る〉
大空小では、「謝る」ということもとても大切にしていたように思う。
大人はトラブルがあると、悪化を気にして子ども同士を遠ざけたりするけれど、そこはある意味勉強よりもこだわって、謝ることに執拗になった方がよい。
それは、間違ったことではないので、勉強なんかよりそれくらい「謝る」ってことが大切なのだ、と大人は示したいところ。
そこが、大人の価値観が一致しているかが問われるところで、一定数「ことなかれ主義」の大人もいるから難しい。
まあ、今回はこの辺りで、みたいなことが起こる。
「いや、まだどっちも納得してないけど?」みたいな。
あと、他の学校の先生も〈暴言と暴力〉これだけは、ダメだって話していたよ、とも伝えた。子どもは実感がないから、本当にことあるごとに「日本中マジでそうだよ」っていうのを伝えてあげるといいのかもしれない。
最近は指導言ラッシュで、金曜も「今の自分のせいで、未来の自分をうばうな」と伝えた。この辺が入っていて、今日はみんなよくがんばっていました。