〈ブリーフセラピー〉と〈アドラー心理学〉は相性がいいのではないか、と考えていた。
間違った方法を変える
相性がよい理由を書きます。
〈アドラー心理学〉が「人間関係」に焦点を当てて問題を解決していくとき、これまでのやり方が相応しくなかったことに気づかせて、よりよい方法はないか考えるという流れがあります。
そこで〈ブリーフセラピー〉の理念が〈アドラー心理学〉を支えて強化すると思いました。
ブリーフセラピーの理念
〈ブリーフセラピー〉は、
①うまくいっているならそのまま続けよう
②うまくいったならもう一度それをやってみよう
③うまくいかなけばなんでもいいから違う方法を試そう
といった3つの理念があります。
アドラー心理学の理論をもとに、③の理念を生かすと、問題の解決が捗ると思います。
(〈ブリーフセラピー〉がどの心理学とも相性がいいだけな気もします。)
(過去に囚われずに、解決志向というところも似ています。)
結局のところは、「どんな人間像に向かって問題を解決していくか」の差なのかもしれません。
どのような人間関係に向かうことを「善し」とするかがポイントで、〈アドラー心理学〉は、「現代における人間の生きやすさにつながりやすい」ということなのだと思います。
〈行動〉から〈認知〉へ働きかける、認知の〈仕方(視点)〉が秀逸ということです。