かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

人間の仕組み(「気づき」→「考え」→「行動する」)

「気づき」→「考え」→「行動する」です。

これは、私が子どもたちに教えたいこと「第3位」のものです。

 

20歳ぐらいのときに研修で聞きました。

 

「人間の仕組み」みたいなもので、人間はみんなこれに当てはまると聞きました。

確かにほぼほぼその通りだと思います。

 

何かヒューマンエラー的な何かが起こっているときは、この3つのどこかでつまずきがあるということでしょう。

 

それが「気づき」がないだけなのか、「考え」が足りないのか、「行動」に至っていないのかで考えると、子どもへの言葉かけも少し変わります。

 

これを教えると、子ども自身も自分がどこまではできているのかを内省することができると思います。

 

「気づき力」を上げるために、「あっ」っていう体験をたくさんさせたいと思っている時期もありました。

これは「生活科」とリンクするところがあると思っています。

 

「考える力」も、よく大切だと言われています。考え方を強化するために、思考ツールを用いる実践にも興味をもったことがありました。

 

そして「気づき」「考える」ことができても、「行動」ができなければ、それは外の世界に効果をもたらさないという視点に、やる気や意志力のようなものの重要性を感じさせられました。

 

「行動」までいけたときに、はじめて「気づき」や「考え」は価値をもつことができるでしょう。

そういった視点を子どもに与えることで、「知ってるし。」「考えてるし」だけではない先へ促すという発想を教師がもてると思います。

 

後々、心理学の方でも似た考え方があると知りました。

心理学の方では「刺激」→「思考(解釈)」→「感情」→「行動(反応)」とありました。

 

どんな「刺激」を得るかは「気づき」に近いと思います。

そして「思考」と「感情」が、「考え」と言えそうです。

それを受けて「反応」が起こる。この反応が「行動」です。

これを理性的にコントロールすること、それを人間らしいと捉えたときに、
「気づき」→「考え」→「行動する」というプロセスを人間は通るのだと思います。

 

流行りの〈メタ認知〉に、この視点からアプロ―チすることができるのではないか、と思っています。

 

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10年以上前の青い青いハピペン哲学の記録です。

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