かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

「なぜ、シャーペンを使ってはいけないのか」

どーも、ワーカーホリックの「ハピペン」です。

ふと、シャーペンを使っていて、思いついたことを書きます。

「シャーペンを使ってはいけない」ことの理由の説明は必要か

これまでもそうなのかもしれませんが、これからは子どもの指導に「エビデンス」が必要になりますね、エビデンスまでいかなくとも「理由」やもっともらしい「根拠」が必要になると思います。

それが、価値観の多様化のなせる技なのです。
「個人的な見解で家の子どもを見てくれんなよ」って時代なのです。

別にそれは悪いことではありません。ただ、高圧的に表明しなくてもいいじゃん、とは思います。

おっと、話が逸れる悪い癖が……。

というわけで、それらしい「理由」が指導には必要という話です。

 

ハピペンが思った「なぜ、シャーペンを使ってはいけないのか」の理由

で、「なぜ、シャーペンを使ってはいけないか」の答え。

答えはとても単純です。


その理由は、
シャーペンは中が見えなくて結構時間を喰う」です。

 

芯が出ないときに「カチカチ」押しますよね。
次の芯に切り替わるときって、結構「カチカチ」しないとでないですね。

このときに、
中に芯があるのかないのか分からない」ときがあります。他にも、
出てきた芯が中で折れていて書こうとするとヒョッって引っ込む」ときがあります。

こうした問題を様々工夫して文具メーカーさんも改善してくださっていることとは思うのですが、そのなぜ「芯が思うようにスタンバイしてくれないのか」を授業中に子どもだけで解決するには、やっぱり時間を喰うと思うのです。
それは学年が低いほど時間を奪われることでしょう。

じゃあ、前の日に「スタンバイできているシャーペンを複数用意すればいいんですね」って反論が返ってきそうですが、そう言ってもやって来られる人と、来られない人がいると思います。

シャーペンがすぐに使えるかスタンバイさせておくことを、家に帰ってわざわざ毎日やるのって死にそうです。

その点、「鉛筆」は、使えるかどうかが一目瞭然なので、小学生の筆記具としてはとても優秀なのではないか、と思います。

そのため、そこまでシャーペンを使うことについて学校からはアナウンスしないよっていうのが、シャーペン禁止の学校のスタンスなのではないか、と思います。

他にもよく「分解して壊すなどの手いじりにつながるから」という理由が書かれることもあります。これも、「じゃあしなければいい」と即、質問されることでしょう。

で、「時間を奪われちゃなんか悪いわけ?」

「時間なんか別にいいし」って子どもには言われるかもしれませんね。

ただ、授業は生き物で2分も3分も別のこと集中していたら、置いていかれてしまいますよね。
CMのないテレビ番組のような速度で進んでいくようなところもあります。

もし、ちょうど板書を消そうとするタイミングで「芯が!!」と苦戦したり、発表をメモしながら聞いているときに「芯が!!」が起こったら、確実に授業からはぐれてしまいますよね。

それを少しでも防ぐためには、シャーペンでないことが妥当だと考えられます。

難しい言葉に言い換えてみると「構造上、瞬間的・継続的に書字しにくいため」みたいなのが、理由ですかね。

と、いうわけで、それでもどうしてもシャーペンが使いたい子は、保護者と相談しますと伝えます。

「シャーペンを使いたい理由を伺って、いかに前の日にスタンバイのシャーペンを用意し、学習に支障のないように配慮するかを相談の上、使用を許可する可能性がある」くらいな対応のイメージをもった「ハピペン」でした、と。