バレンタインは、「今年は平日で無理だから」と言って前もって渡された「ハピペン」です。
今日は、この記事に目が止まりました。
「家庭教育支援法」です。
熊本では、国にさきがけて条例ができたと、書かれています。
自民党の中曽根弘文・青少年健全育成推進調査会長は14日、党部会で「核家族化、地域社会の希薄化などの問題が発生し、これほど重要な課題はない。教育基本法にも家庭教育について明示されている。ぜひ承認いただきたい」と述べた。
と書かれています。
確かに、「これほど重要な課題はない」ですね。
漠然とですが、子どもに二次障害が残らない家庭教育であってほしいと常々思います。
親の管理下というか支配下に生きた結果社会に出にくくなるということはあると思います(すべての原因がそれではないとしても)。
あと、父親の「子どものことはお前に任せているんだから」的な責め。同時に子どもからも「お母さんのせいでこうなった」っていうね。もうなんとも言えないんだけど、そうしたお母さん方を結局、社会が救うしかないのではないか、と思います。
これだけ多様化した世の中で、学校ですら「何のために?」をチームで考える時代なのに、なぜ子育てだけ自己流である程度の成果を出さなければならないのか?それはきついでしょう、と。
ただ、反面、その独自性がなくなり、家族関係に何がどう影響していくかのふわふわした懸念はあると思います。
法律の表記についても書かれていました。
■自民党の家庭教育支援法案 こう変わった
【削除】
・家庭教育の自主性を尊重
・社会の基礎的な集団である家族
・国家及び社会の形成者として必要な資質
【追加】
・家庭教育支援の重要性
【文言の変更】・地域住民等の責務→地域住民等の役割
・学習の機会の提供→学習の機会及び情報の提供
・地域における家庭教育支援の充実→地域における家庭教育支援活動に対する支援
要点が洗練されている感じですね。
今後、子どもが少し大きくなって、自分の成長に納得がいかないと
「お母さん」→「社会」のせいに理由が変わるのでしょうか。
「マジ社会ふざけんな!」と、「こんなオレに育てやがって!」みたいな?
親も「私たちのせいじゃなくて、社会の支援が足りなかったのよ!」って感じになっていくのでしょうか……。
あくまで、「支援」なので、必要だと思われるものを補うという感じなのでしょうが。
まあ、家庭がよりよくなるなら。いいなあ~、と。そんな「バレンタイン」。