読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

「クラスワイドな支援から個別支援へ」

やっぱり目がかゆい「ハピペン」です。目薬を買わなければ……。

 

ここ最近の特別支援の流行りは、支援を要する子の周囲の子どもたちへの働きかけだと感じます。
授業のUD(ユニバーサルデザイン)もその一つかと思います。

 

個別に支援する方法は、だいぶ蓄積されてきており、この先のインクルーシブをより前向きに目指すために、通常級の子どもたちと支援の子を結び付けて、どう働きかけていくかの方法が考えられるようになってきたのだと思います。

 

 

この本には、クラスワイドな支援の事例(幼、小、中)と、どんな手順でアセスメントし、支援をしていけばいいのかが端的に書かれています。

 

おおまかに、まとめると、

「問題行動を発見」

「問題行動を向社会行動に置き換える」

「共通の目標として設定する」

「集団随伴性を用いながら評価して向社会行動を強化する」

といった感じです。

 

ABCデザインが基になっているようです。

問題行動が持つ機能として4つ挙げられており、機能分析について書かれています。問題行動が4つのうちのどれかの機能を手に入れると、問題行動は「強化」されるということです。

アドラー心理学にも似たような視点がある。)

 

恐らくさまざまな先生方が、ときに直観によって、同様の方法をとっているのではないか、と思います。

 

しかし、その時その時、運よく導けていたものが、上手にパッケージされて説明されている印象を受けました。

 

研究ってすごいと実感。

 

関戸先生は、「クラスワイドな支援から個別支援」のモデルは、一定の成果は見られたが、まだ仮説の域を出ていないと「まえがき」でかかれている。

 

最後に、今後の課題がいくつか書かれている。その中で、

①クラスワイドな支援から個別支援への移行をどのような要件に基づいて行えばよいか

②獲得した行動を維持・般化させるために、連続強化から間欠強化への移行を強化スケジュールに組み込んだほうがよいか

 が気になった。

①が分かれば、より円滑に支援ができるなあと思う。

②は、自分の大きなテーマの一つである。どうすれば指導は一般化していくのか。子ども一人ひとりによって違うのは当然として、自分も考えていきたい。

広告を非表示にする