歯医者で歯を綺麗にしてもらった「ハピペン」です!検診は大事よね。
今日はカウンセリングの肝です。
わざわざ時間をつくって面談なんかをするときは、もう大抵問題が軽くないことも少なくない。
そういうとき、どういう手順で進めるか、手探りでもいいし、直感でもいいし、センスや雰囲気でもいいのかもしれない。それで上手くいかないとは言えない。
けれども、少しでも基本を明らかにし、見通しが持てれば、面談やカウンセリングをもっと有用な時間にできるかもしれない。
特に「どう介入するか」は、いつも思うけど、本当に難しい。
どう「問題意識を持たせるか」が鍵なように思う。
大まかな流れ
1.ここにきた理由を明らかにする。
面談になぜ来たと思うか?
何か問題はあると感じるか?
親が問題と感じることはあるか?
などを聞く。
2.ここの場で何をするかの見通しとルールを示す。
話を聞き、相談者が気持ちよく過ごせるように、周りから相談者への影響が嫌なものでなくなるようになど、協力して変えていけたらいいという旨を伝える。
話はなんでも受け止めるが「なんでもあり」ってわけではなく、公平な立場にあることなどを伝える。
3.問題についての事実を聞く。
どんな時だれがどうなってそれが起こりうるのかなど。
分かる範囲で良いから尋ねて聞いていく。
4.問題についての考え方を聞く。
3と4は同時に行われる。
「考え方」によって行動が起こっていることに気づけるとよい。
5.今までとは違った変化で起こせそうなことはあるか問う。
考え方を明らかにし、どのような考え方によって問題が起こっているかが理解できたら、解決策を考える。
ブレイン・ストーミングで自由に意見が出せるとよい。
6.出た解決策の「成果の見込み」と「難易度」を検討する。
成果があって、難易度が低いものを見つけられるとよい。
それぞれの考え方によって、どの行動ならできそうかなどを検討し定めてもらう。
家庭内であれば家族それぞれが何をするのか「役割」が分担できるとよい。
7.決定した解決策を試し、自分自身を観察してもらう。
上手くいきそうか、続けられそうか、よりよいほうほうがあるかなど、何度か試し、実験を繰り返していかなければ、本当の解決にはたどり着けない。
この「トライ&エラー」のような「問題解決」を自分で使いこなせるようになることを目指せるとよい。
上手くいかなければ、また違った手を考える。
いずれも問題意識があり、解決しようとする意欲がなければ、進めていくことは難しい。
その子の立場に立って共感し、受け入れ、認め、話さ時間を積み重ね、社会的に望ましい行動へと導けるとよい。