心を充足したい「ハピペン」です。
先日のメタ認知の中で、マインドフルネスのことがとても気になりました。タイトルの(1)は、これからも書いていきたいという願いからで、連続して投稿するわけではありません。
「21世紀の学習者と教育の4つの次元: 知識,スキル,人間性,そしてメタ学習」この本の中で取り上げられている項目の中でもマインドフルネスが一番心に響きました。
まだ全然読み切れていないのですが、この本にも「学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する」書かれていたと思います。
それくらい、自分の中でもホットなマインドフルネスについて、メタ認知で参加している会(以下、DAFL)でも学ばせていただいています。
21世紀の学習者と教育の4つの次元: 知識,スキル,人間性,そしてメタ学習
こちらでは、こんな風に書かれています。
子どものストレスの軽減、集中力の増進、毎日の生活の質の向上に役立つ実践として採用されるようになっている。
マインドフルネスは「一刻一刻、展開していく体験に対して、今この瞬間に、判断や評価をしないで、意図的に注意を向けることにより生じる気づき」と定義できる。
瞑想、食事、歩く、運転など日常的な活動を通じて行うことができる。
エレン・ランガー
苦労なくして得られるものはない、という伝統的な教育観(練習の繰り返し、継続的な勉強、長時間の集中によって学習が成立するという考え)は
静的で予測可能な環境を想定したものであると主張したことは有名である。
我々が現在生きている変化し続ける環境においては、マインドフルネス教育の方がはるかに意味があり、効果的である。
マインドフルネスのトレーニングにより、集中力を高め、さらには記憶、自己受容、自己管理スキル、自己理解が向上することが研究によって示されている。
また、マインドフルネスは「ポジティブな感情、活気、生活満足度、自尊感情、楽観生、自己実現を高めること」や「自律性、コンピテンス、関係性を高めること」とも関係がある。
マインドフルネスは、さらに「抑圧と向き合う手法、世界的な危機と立ち向かう方法、知識を個人的・集団的行動に移すこと」ができず、そうした巨大な問題に対応できないことに立ち向かう方法としても提案されている。
短縮版のマインドフルネス瞑想トレーニングであっても、疲労や不安を軽減させ、視空間処理、ワーキングメモリー、実行機能を改善することも明らかにされている。(太線は「ハピペン」)
私の求めているものが、詰まりまくりだと思っています。
自己理解やワーキングメモリーにも作用するというのが、特別支援的にも生かせそうです。
そして、朝のルーティンとしていいんだよなあ。でも、どのタイミングでやるんだろう?朝、起きて目を閉じてマインドフルネスしたら、寝ちゃいそうじゃない?って思って検索してみました。
「マインドフルネス 朝 ルーティン」で検索。
こちらの記事に出会う。
この記事に強く共感して、実際に朝5分間、目を閉じて「今日するべきことは何か?」と問いながら目を閉じる。すると、20個以上書き出せた。
「えっ!?」めっちゃ驚いた。
というか、今まで生きてて、これだけのことを常に頭の中から選んでたってことに愕然とした。
「そりゃ、疲れるわ」と。「何者か分からなくなるわ」と。
そうして、マインドフルネスもさることながら、急激に「タスク管理」に意識がいく。
(今、改めて検索してみると、上記の記事は5、6番目に出てくるのです。つまり、私は、その時点でどちらかというと、「タスク管理」に意識があったってことかもしれない。)
そうして「タスク管理」についても情報を集めはじめた。
思えば「ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)」にも散々書かれていたけれど、脳は信用ならないというか、正直という意味では信用できるが、認知的容易性といった、そのとき受け取りやすい情報、結び付けやすい情報に流される。
だから、日常は「本当にやりたいこと」よりは「そのときにやりたいこと」に流されてしまがち。
だから、こそそこで「タスク管理」といった、「やりたいこと」を「冷静な自分で判断するもう一つの脳」が必要なのだと感じた。
ここまできて、やっと「ファスト&スロー」の話が、実感を伴って日常で意味のあるものとなったことにちょっと嬉しい気持ちが沸いた。と、同時に、「えっ、学びが生きるのにこんなに時間差あるの!?」と、面白さも感じつつ、自分の脳のつながりの遅延にちょっと混乱もした。
今日は、まず、これを読んだ。