それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

「脳番地」の地図を基に発達障害の子に身に付けたい力と活動を考えられたらよくない?

来週はプール開きな「ハピペン」です。今日はちょっと買い物にでも行こうかな、と。

 

さて、「脳番地」をもとに、今その子に必要な活動を考えたい!という話。

そしたら、子どもはもっと伸びて、生きやすいかもしれない。

 

阿部先生のツイートを見ても常々思っていた。https://twitter.com/zubattored/status/869100270705287169

勉強不足感、教育的価値の根拠のなさは、プロとしてよくない。どういう実態でどういう理論でその子に活動を提供しているのか、ってそこまで説明責任を要求されたことはないけれども、必要だと思う。一応、教師の一挙手一投足、意味を持たせてはいるつもりだが。

 

参考・引用したのはこちらの本。通勤の帰りに読んでいる本です。

発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング

発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング

 

 

「脳番地」とは

著者の加藤先生は、脳を集落に分けて「脳番地」と読んでいます。脳は約120種類に「脳番地」に分けられるそうです。しかし、それでは覚えるのが大変なので、代表的な8つの脳番地にまとめています。

  1. 思考系脳番地
  2. 感情系脳番地
  3. 伝達系脳番地
  4. 運動系脳番地
  5. 記憶系脳番地
  6. 理解系脳番地
  7. 聴覚系脳番地
  8. 視覚系脳番地

の8つです。

この本には、それぞれの番地の特徴や、その番地に合わせたトレーニングが紹介されています。

トレーニングについては、詳細・具体がたくさん書いてあるわけではありませんが、各脳番地を意識した活動って、脳番地の観点で調べてみるといろいろあると思うのです。

この軸になる観点を手に入れられることが、「脳番地」の知見のとても有効なところだと思います。

自分なりに図にしてみました。ブラッシュアップしておらず乱雑なので、見づらい点満載ですが、自分としてはこれで使えそうって思っています。(それでもアドバイスがあれば、もちろんくださいっ) 

【図は削除中】

たとえば、左上の「感情系」「他人の気持ちが分からない」ということが課題としてあるとしたら。辿っていって、実態と比べながら、ここの力はありそうだな、ここはないな、と仮説を立てながら見ていきます。

そうして順に見ていって、見出したのは「全体を見る力は強いのに、状況把握ができない」ということでした。

推測になりますが、そこで「全体を見る力が強すぎる」のだと考えました。状況把握には、全体とそこにいる人々というピントの切り替えが何度も行われて総合的に状況が把握されていくと思います。しかし、アップとルーズが上手にできないのです。そのため固定されたパズルなどに対する記憶はめちゃくちゃ強いのに「あるジャンルについては見えない」ということが起こっているのだな、と。

他に分かったことも書いておきます。

「聴覚系」も一部強いということです。音や声の理解は長けているのです。歌を二回聞いて覚えられるなど。

「理解系」の苦手も見受けられますが、右脳に配分されているように感じるため、左脳強化に重点を置く前にやることがあるかな、と思いました(日常生活の中で意識して育むのは当然として)。

「伝達系」から、声の真似は出来るのに、身体の真似は苦手なことに気づき、「視覚系」「運動系」を発達させられると良いという考えに行きつきました。
とりあえず、一番の根っことして行きついたのは「視覚系」の「能動的に見ること」でした。
早速、来週からもっと「ビジョントレーニング」を入れていこうと思います。

私は、このマップで活動が組み立てやすくなって嬉しいな、と思っています。

いろいろな子に当てはめて使ってみようと思います。