かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

日本科学未来館で一番楽しかった展示(日本科学未来館1)

休日どこかに行きたいけど、どこに行く?と言っている間に午前が過ぎてしまう「ハピペン」です。もうそんなの嫌だってことで、試行錯誤。

 

本日辿り着いたのは「日本科学未来館 (Miraikan)」です。

www.miraikan.jst.go.jp

 

 二人でLEGO®を使って、自分たちに潜むニーズを探ってみる。

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 ここから、何が読み取られるかというと、

  • 行ったことないところ、木、スカイツリーみたい、高さ
  • クリアな日、頭真っ白、たすくま、水辺、水色が好き
  • 別の色のところ、低いところ、かわいい、傘がある、通気性がいいところ、陸、黄色い子を育てたい(私のもつ良いもの)
  • 情報は置いておいて、外っぽい、花があるといい、水がありそうなところ、木、インスタがしたい??、切り抜きたい、心の写真、陸、影っぽいもの、きれいな海

以上から、「あっ!」となり、「日本科学未来館!」となりました。(レゴ関係あったのか?)企画展のために行ったことはあったのですが、いつか「常設展」を見たいという気持ちに辿り着き、出発!!

 

常設展には、科学に関する「ロボット、イノベーション、情報、アート、宇宙、生命、地球」などの様々なジャンルの展示があります。

科学といっても様々なジャンルがあり、それそれ展示の中で見たり、体験したりすることは、とても新鮮でした。

 

私が、一番興味をもって時間を費やしたのが、5F「生命」のエリアにある「ぼくとみんなとそしてきみ」でした。

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関連リンク:

ぼくとみんなとそしてきみ:人は1人では生きていけない――日本科学未来館の常設展示で感じたこと - ITmedia エンタープライズ

 

ここでは、

  • 人間の脳(心)にどんな働きがあるのか
  • そこにはどのような進化の跡があるか

などが、チンパンジーによる実験などをもとに解説されています。

チンパンジーはその瞬間の記憶を覚えることを得意としているそうです。

人間はその力を進化させるのではなくて、

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進化の道が違うから、生き方も違う。

そして、人間がもう一つ手に入れたものが、手助けの「自発性」だそうです。

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 チンパンジーの場合は、チンパンジーからの手助けがほとんどないそうです。

しかし、社会には多様な価値観をもった人々がいます。f:id:penguin-kn:20170617103318j:image改めて言葉化されて見ると、私たちの生活って至極単純な原理の中にいるのだなあ、と思わされます。

そこから、「社会性」、「みんなのためになる行動」につながる性質を身に付けていった。

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でも好き勝手「自分のために」生きている人もいるよね?ってのは当然の疑問ですね。

どうすれば、「みんなのために」の行動が増えるか。

鍵は、「評判の伝わりやすさ」と「利益の大きさ」だそうです。f:id:penguin-kn:20170617103346j:image

 学校でも、「良い評判を拡散」して、そこに「利益」があれば、子どもたちは、自治的な快の集団を目指せる可能性が高いです。学校教育で与えられる子どもたちの利益の具体ってなかなか難しいのですが、私は「成長」に「利益」を感じられるようにさせられるといいなあと思います。

「自分の変化を楽しめること」を感じさせられたら、良い循環が生れそうだなあって思う。同時に、未来の社会生活につながる、その子がもてる生産性につながるような、意図した学びも与えていけたら完璧。

 

しかし、新しい仕組みがいる時代に来ているのも事実なのだなあ。f:id:penguin-kn:20170617105507j:image

 明治維新のレベルで過渡期だという表現もある昨今。子どもたちに何を残して、そして、どんな未来で私たちは一緒に生きていきたいのか。

人間として備わっているものを生かしながら、一人ひとりが考えながら対話をして、地球を盛り上げていけたらいいなあ。

こんな本も気になるぜ。

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「日本科学未来館1」ってことは「2」につづくよっ。