かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

059|「噛み砕いて、どう授業化するか」

タイトルの言葉。いい言葉だなあと思う。市の研修で聞いた。

結局、「授業化」という「カガクハンノウ」のようなものを、脳内でスパークさせることが我々の業務なのだと思う。

 

その授業化する上で、大前提として、「授業技術」があるのではないかと思う。もちろんなくても授業を回すことはできなくはない。45分等々の授業時間はどうしたって、終わりが来るわけだから。

 

それでも、技術があることで授業らしさは増す。ここは、どうやって教えるかの部分の一丁目一番地なのだろうと思う。

 

それこそが、「授業の腕を上げる法則」なのだろうなと思う。今週で原則8までを読んだ。このコツコツと長時間で積み重ねる戦略は大当たりで、力になっていると思うし、覚えられたのでよかった。

 

今日は、

第八条

確認の原則

「指導の途中で何度か達成率を確認せよ」

だった。

 

一昨日は、細分化。昨日は、空白禁止。

 

そして、今週になって当たり前のように、「終わったら何をするか」を指示の中に付け加えられるようになった。自分の中でとても嬉しいことである。

 

今週で役に立ったtips

 

【国語】

・50音なぞり

3分間でどこまでいけるか、週に3回なぞった。

→自分の伸びに喜べる!

 

・教科書の題名の横に◯

一回音読したら◯を一つ赤鉛筆で塗る

題名を言ったらスタート

 

【算数】

・100玉そろばんで数える

→1つずつ100まで、2つずつ、5つずつ、10ずつ

これは、教科書を開くにしてもいる能力。おかげで、だんだん教科書を開くのも上手になってきたように思う。

 

・ブロックは使うだけ出させる

→その日10なら、10個だけ出させる

 

・終わったら「裏に100個◯を書きなさい」

→やることを準備できなかったときに熱中させられる

 

【学級指導】

・聴くための指導

→指導するための言葉だけではなく、自分の感度を育んで、よく気がついて指導するのに2年かかった

→「一度で聞く、質問は最後、悪いことは心の中で吐き出す」をお願いした。

指示は1回

指示は1回

 

 

 

・手は空っぽで、おへそを向ける

→言うとすぐできるようになってきて、うまくなってきた。いいこと教えてあげると言って、「人は手で何かを触っていると、どうしてか聞きにくくなってしまうから気をつけてね」と話した。

 

・挨拶を奪っておくこと

→こっちが授業スタートの権限をもっていた方がよい。

 

・姿勢も奪え

→「ぺったんぴんぐー」で指導している。字を書かせるときには、姿勢のいい子を必ず誉めたほうがよい。

 

・机の整頓をさせる

→授業前よくやった。今日はそれもよかったのかもしれない。あまりに大事なので、放課後に床にテープを貼った。

 

・「終わりと言ったら、終わり」

→ここまでで一番使っている言葉かもしれない。支援で培ったもの。よく入る言葉。切り替えが早くなる。

 

・発表の時は「顔をみんなに見せる」「聞こえたら拍手」にしておく

→スタートは喋れるだけでマシだろうから、これで練習を積むでいいと思う。

 

・終わったらやることを言え

→やっとできるようになってきました。

 

・「はい」一回の子だけ指せ

→うるさい

 

・挙手がいっぱいいて時間があるなら、全員立たせて順番に言わせる

→これ、本当に便利

 

・机の横にぶらさげる袋を用意しろ

→スッと折り紙を片付けられない子がいる。机の横にさげるメッシュ袋を100均で手に入れ、サッとしまってかけられるようにした。

 

【課題】

やめる力、はじめる力、つづきにする力

→あとは授業力をつけて、授業内の切り替えを上手にさせるしかないかな。

 

※当たり前のことなのだけれど、知っているではなくて、身に染み込んでいて、その指導ができるということがいかに大切か……。