かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

2015-01-01から1年間の記事一覧

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「個を大切にする心理の視点」#4

ここでは、集団づくりに向けた信頼関係を構築する「心理」の視点について書きます。 「心理」の視点を大切にすることは、個を引き立たせるために必要だと思います。 「心理」の視点を意識して見つめると、集団の中でどんな心理が働いて、つまずいているか見…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「働きかけ」#3

今回は、 集団づくりのための個への「働きかけ」についてです。 集団づくりには、「安心と信頼」が大切でした。 安心と信頼には、「認めること」が大切でした。 「認める視点」をもてば、あとは大人は何もしないというわけではありません。 絶えず、「働きか…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「認めるための視点」#2

前回は、 ○集団づくりに必要なことは、信頼と安心。 ○信頼と安心には、認めること、受け入れること、愛情などが関係している。 集団づくりに必要な場や環境、信頼関係と安心について書きました。 今回は、 「認めるための視点で大切なこと」について書きます…

なぜ勉強するのか

昔のメモにあったものを書きます。 1.「なぜ勉強するのか?」 2.よくあるシーン 3.子どもに勉強させるには 1.「なぜ勉強するのか?」 その答えは「人の役に立つから」です。 私は、原付に乗りながら、初めて通る道でふと塾の看板を横目に見たときに…

子どもを見る

「子どもを見る」っていうのは、どういうことか。 大切な視点の一つに、「学校での子どもの姿」は、「学校での子どもの姿」だということがあると思いました。 学校では、なかなかやんちゃな子も、下校指導などでいざ学校の一歩外に出ると、あどけない顔で笑…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)#1

学校や教育機関の大切な良さの一つは、集団で育つというところだと思います。 私は、個人的に人間の醍醐味は「人とのかかわり」だと捉えているので、集団作りの優先順位は高いです。 そして「人とのかかわり」が楽しいと思うことができたら、子どもたちは学…

子どもの特性

子どもの特性というのが、上里式教育法の中でまとめられています。 私もあるテキストで知っているだけなのですが、すごく良いと思ったので書いてみます。詳細を出典を知っている方は教えてください。 ◎子どもの特性(すぐれた能力)【上里式教育法】 ・うる…

インクルーシブ教育とは#6(「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」)

(2017.2.25に加筆修正) 平成24年7月23日「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」について。 時系列的には「改正障害者基本法」の後です。 (1)3つのポイント さまざまな言葉の定義 共に学ぶことへ…

SSTのネタ#1「スリーしつもんクイズ」

今日は、「スリーしつもんクイズ」をやりました。 本当は、正式な名称があるのかもしれませんが、うちではそう呼んでいます。 ◎準備 1.「必要な人」 2.「必要なもの」 ◎やりかた 1.答えを選ぶ 2.質問させる(3回) 3.「はい」か「いいえ」で答える…

インクルーシブ教育とは#5(合理的配慮)

ここでは「合理的配慮」について、主に「特別支援教育の在り方に関する特別委員会 合理的配慮等環境整備検討ワーキンググループ(以下 ワーキンググループ)※1」を参考に書いていきます。 内閣府にデータ集があります。 合理的配慮等具体例データ集(合理的…

インクルーシブ教育とは#4(「特別支援教育の在り方に関する特別委員会 論点整理」)

平成22年12月24日「特別支援教育の在り方に関する特別委員会 論点整理」についてです。時系列的には「改正障害者基本法」の前になります。 1.特別支援教育の在り方に関する特別委員会「論点整理」について 2.「特別支援教育の在り方に関する特別委員会 …

【キーワード】「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」

「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」は、諸々のインクルーシブ教育システムに関する条約や法律や政策と、実際の学校現場をつなげるような感じです。 ここで議論されて決まっていったことが、現場に降りてくるわけです。 1.「設置の目的」と「検討…

ある日の体育#1

今日やった体育をメモしておきます。 年内の目標「手をつないできれいな円を作る」を意識しつつ、運動量を保障して、身体を動かす心地よさも感じさせることをねらって活動を考えました。 最初に「やくそく」「もくひょう」「やること」を提示するのは必須の…

負けなし!遠足・社会見学(校外学習)の必勝法! #2(本番)

昨日は「支援の小中交流会」で、今日は「5年生の社会見学」でした。 二日連続で、「校外学習」がありました。 やはり改めて、「事前学習」の大切さ、そして当日の「本番の配慮」の大切さを感じました。 今回は「本番」に使える手立てを書いていきます。 1.…

負けなし!遠足・社会見学(校外学習)の必勝法! #1(事前)

遠足等、校外に子どもを連れて行く際は、期待もしますが、ドキドキもしますよね。 公共のマナーを守ったり、友達と協力したり、体験して学んだり、目的に沿った学びを手に入れてほしいものです。 その目的を達成するためには、みんなが安心して過ごせる必要…

教育活動をシンプルな「枠」と「要素」で捉える

学校のすべての教育活動を、この「枠」と「要素」で捉えることで、子どもたちを生き生きと伸ばせるのではないかと思い書いてみます。 まず、どんな「枠」があるかというと以下の3つです。 (ちょっとPDCAサイクルに似ているなと思いました。その中身の具体を…

【重要】活動を考えるときは、まず「ねらい」から!

授業の活動を考えるときに、どんな風に「思考のレバー」を動かせば、理に適った活動を思いつくことができるのか。 私は、教師一年目にどうすれば授業における手だてや活動内容や発問が思いつけるのか。それらを思いつく引き金となる「思考のレバー」のような…

インクルーシブ教育とは#3(障害者基本法)

「インクルーシブ教育とは」シリーズ、第3回です。 今回は「障害者基本法」についてです。 2011年8月5日「改正障害者基本法」が公布・施行されました。 1.公布までの流れ 2.内容について 1.(目的) 2.(定義) 3.(地域社会における共生等) 4.…

インクルーシブ教育とは#2(障害者の権利に関する条約)

インクルーシブ教育とは#1(サラマンカ声明) inclusive.hatenablog.jp の続きです。 今回は「障害者の権利に関する条約」についてです。 「障害者の権利に関する条約」を一言で言うと、障害者の人権や自由を守るためのものです。 これまで、守られてこなか…

インクルーシブ教育とは#1(サラマンカ声明)

「インクルーシブ教育」とは? 調べてみると「インクルーシブ教育」「インクルーシブ教育システム」「インクルーシブ教育システムの構築」など、似た言葉がたくさんあり混乱しますよね。 これまでの歴史など一歩踏み込んだ理解しようとすると、さらに、似た…

子どもを静かに座らせるための言葉掛け6つ

支援の視点から、「静かに座らせるための言葉掛け」です。ポイントは 1.おしりをつけて座る 2.足を入れる 3.口を閉じる 4.何も持たせない 5.背中を伸ばす 6.前を向く の6つです。支援で指示するときに大切なことは、「視覚的」「肯定的」「具体…

子どもが泣き叫んで困ったときの指導法

そんなときは ペアレントトレーニング の視点を取り入れてみませんか。 ペアレントトレーニングとは 発達障害児を持つ親のための子供の育て方のトレーニングです。 【ペアレントトレーニングって何?】発達障害児を上手にしつけるための訓練 今日も勉強がし…

すべての子どもが求めていること

それは、 「私を育てて!」 ということです。 私は、学校生活をみんなと楽しく過ごせない子どもたちの言動や行動は、すべて「育ちたいという悲鳴」なのではないかと感じました。もし、その「育ちたい」という切ない悲鳴を、すべての教師が聞き取れたなら……。…

子どもの成長を感じないときに必要な視点2つ

そのために必要な視点を2つ書きます。 1.ハードルを置く 2.前にやっていたことをやる 1.ハードルを置く これは、体育の話ではなくて。 ステップアップのために、課題に挑戦させるという意味です。課題は難しすぎても、簡単すぎてもいけません。よく「1…

子どもが進んで活動する方法

「子どもが進んで活動する」ためには、 「具体的に教える」 ということがポイントです。 「具体的に教える」とは? 配慮を要する子たちに何かをさせるとき 「具体的」に伝えるということが求められます どうしてかというと「想像力が働きにくいため」です た…