日曜朝のヒーロータイムの時間が変わるって聞いてめっちゃ驚いた「ハピペン」です。
戦隊ファンが困るんジャー! テレ朝の改編で「出勤前に見られない」 : J-CASTニュース 当たり前だったことも、やっぱり急に変わる時代なのだな、って実感(えっ、ここで??)
今日は、組んでいる人が言っていたことがいいなあと思ったので紹介。
今、子どもたちが帰った後に10分振り返りの時間を設けている。そこで出た話。
「子どもの自己肯定感を低めないことを考えたら、100要求して出来なくて責めてしまうよりも、70要求して、実際65くらいなのだけど、そのできたことの良さを伝えた方がいいなって思ったんです」
おおって感じ。
その方が、例えば一週間や一か月で見ると、得られるものが大きいという。休日に掃除をしていて思ったそうだ。
とても必要な考えだと思う。
子どもたちに出来ていてほしい姿を求めて、どれだけ到達していないかを教えるよりは、どれだけ到達しているかを教えた方がいい。まして、正解がない時代なのだから。
そのこちら側の至らなさは、実社会的には全然お門違いな評価かもしれないのだ。
それによって子どもが未来に対して自信をなくしたら、なんのための教育だか分からない。
今行っている振り返りによって、日々移り変わってしまう考えを言葉化してアウトプットできて、自分にとって「ただ思った」で終わらずに共有できるのは、本当に良い効果だなと思います。
「65」という数字も面白くて、河合隼雄さんの『こころの処方箋 (新潮文庫)』のP54の「100点以外はダメなときがある」という話を思い出した。
いつも80点は良いようでよくない。いつも60点で、たまに必要なとき100点を取れることが大切。ここぞというときに力を出せればいいということが書かれている。
良い意味でいつも力を入れすぎずってことだ。問題はたまの100点がないことに怒らないことだと思うが……。その結果を導けるかどうかこそ私たち次第なんだろうな、と思う。