久しぶりの友だちとのお酒の席でも「在り方」について放り込んでしまった「ハピペン」です。そこから朝生みたいに、各々が保育や生き方についての価値観を熱弁しはじめた。まあ、いいか……多少の罪悪感。
「未来の先生展2017」2日目!!
いい天気だ!
8月終盤。家に帰りたかったけど走ることを選ぶ!!そこに何かある!!
2日目もA4にまとめてみる。後半集中切れてます……。
と、いうわけで!
~2日間の感想【まとめ】~
ジャカジャン!!
「鍵は『継続的な対話』だ!!」
全ての問題はこれで越えられるのだと思う。
右下の参加者の方々が出して見てもらっても分かるように、似たような課題が散見される。
結局、継続的な対話を通じて、少しずつ変えていくしかないし、実際少しずつ変わっていくのだと思う。
- 意図的な対話の場の設定
- 目的を掲げる
- 振り返り
そして、これらを習慣化する仕組みづくり。
また、他者の動機・ニーズへアクセスすること。
その動機・ニーズを適えるために思考を深掘るファシリテーション力(質問力)。
そうして、様々な人が「在り方」と「ゴールイメージ」を仮固定して、自信を持って過ごせるようになるといいなと思う。
自信をもって笑顔で過ごすことが、結局子どもたちのためになるんじゃん?
(「教師の自尊感情が子どもに反映される」ってところでね。)
ここからは、それぞれの時間での学びについて。
①「ファシリテーショングラフィック」より
レクチャーを受けた後、これまでの学びを描いてみるワークをやった。
私は、一日目をまとめてみた。時間は確か10分。
左下のピンクちゃんたちが、かわいいく描けて嬉しい。
黒字は、講師の「本園さん」が、ファシグラをリアルタイムで書いてトークイベントなどで記録する際に大切にしていることだそう。
質問して引き出せたことだったので嬉しかった。
これを習って、多少記録に変化が訪れる。
一日目(ファシグラ前のメモ)
二日目(ファシグラ後のメモ)
線を描くワークも面白かった
シェアしようってなると、みんな線について自分の感覚を熱心に語るところが面白かった。いつからそんなに線について語る方になったんですか?って感じ。
画像の下の方に書いてある「違って当たり前、違いを楽しんでもらいたい」ってのがとても心に響いた。
午前DAFLで「違いにイイネ!」と宣言してきた直後だったので尚更である。
こんな風に多方面から、違いの楽しさを味わわせられるコンテンツをいくつも集めたいって思いがある。これに関してはこれからも様々体験が必要だろう……。
②「叱らない指導」より
キャラかぶってるよ!
と思いながらも、実際これを1時間半話すとしたらどんなものなのか偵察。
これまでの教育実践・エピソードを話す感じでした。今年還暦の先生。すごい。
一枚だけスライドをシェア。
その通りだろうな、って思う。内容自体は、私の考えの言葉違いって感じで、ほぼほぼ似ていると思った。
「子どもの力を信じて、引き出して、子どもを心から大切にしようって考えれば」自ずと方法はある程度収束していくのだろうと思う。
特別支援という言葉は一つも出てこなかったが、特別支援の視点満載の内容だった。
簡単に言うと、
- 子どもに聞く
- 子どもを信じる
- モデルに注目する
- 先回りの手立て
- 可視化する
など。
興味深かったのは、これが満席に近いくらい人が入っていたことだ。
本を出している人ってのもあるだろうけど、ニーズがあるんだなあと知った。
③「質問づくり」より
なんかね、これめちゃ感動しちゃったんだよね。このワークで「ハピペン」は宇宙に触れたっていう中二病が発動する感じでした。
「あるワード」が出されて、それから「離れすぎない質問」を考えてとにかく出しまくる。「あるワード」は「質問の焦点」と言われる。
上に書いてあるのが「質問の焦点」。
下が出て来た質問。
「質問づくり」のふり返り
①どう役に立ちそうか
- 理想を見出すための自己内対話力がつく。
- 問いがなければ答えもないため、問いは重要。だから問いを生み出すための脳づくりの価値があってよい。
- 優れた質問は一人では出せないということが実感できる。
要は、よりよく分かるためには自分以外の他者が必要ということが分かる。
他者の尊さ、命の尊さにつながるかもしれない。
下線の過大解釈っぷりがすごいのだけれど、質問ってすごいなって感じてしまったのだった。もう宇宙そのものが問いなのではないかと感じ。
「この世界は質問で出来ている!」なんてことを思ったのだった。
②人や教室にどんな変化が起こりそうか?
- 「質問をつくる」→「質問したくなる」
という心境、質問への愛着などから会話が増えるかもしれない。 - 質問次第で自分が手に入れられる答えが変わるという気づきが、他者への関心につながると思う。
- 知りたければ!質問をすればいいのだ!と。
結論:「質問づくり」によって「人とのつながりが生まれる」
のであった。
さあ、学んだ。もうお腹いっぱい。ってか、そもそも眠い。
残すは、ラストの全体ワールドカフェのみ。最後の最後。
でも、もうやだ。本当に帰りたい……。
やめますか?
つづけますか?
「……。」
「継続で!」
そう!それでも、走り続けよう!
「前に進み続けよう!」
今年度のテーマは、嫌と思うことほどやれ。だからね!
もうね、これなんだよ、これ。
④全体ワールドカフェ・ファシリテーショングラフィックリフレクション
OSTというのを取り入れると言っていて、簡単に言うと、集まった人たち・会場の人たちの中から、話したいテーマを募ってグループをつくって話そうというもの。
迷ったけど、迷ったらGO!だ。
テーマを出させてもらった。
「平等と公正~通常学級と特別支援~」
人が集まってくれるか不安だったが、2名が来てくれた。
話した内容。
結論は「現場に『遊び・ゆとり』がない」というもの。それは大人にも子どもにも。
あと「『学級を我こそが見ねば』という問題や責任が個人に矮小化される文化」も影響していると考えた。
私は、このテーマに巻き込んでしまって、他のテーマにいけばよかったと感じさせてしまったらどうしようと不安を感じながら話していたのだが、後日、お礼の連絡をいただいて、少し報われました。
お陰様で、こういう日に、自分が問題意識を抱いていることを話せたということは、本当にありがたい。
プライドを抱くし、継続して考えるための起点になる。
シュタイナー教育について発表された講師の方が「教室に子どもを合わせるのではなく、子どもに教室を合わせる」といったことを話されていたそうだが、私もそう思っている。
「一人ひとりに合った対応がなされれば、どの子も同じ場で学ぶことができ且つクオリティも担保できる考え方・方法がある」と信じている。
そのためには「人権意識」「知識」「ゆとり」「自尊感情」「協働」などいろいろ必要なのかもしれない。
ただ、少しでもそこに向かって現場を楽しんでいけたらいいなと思う。
実際、めちゃ楽しいしね。
繰り返しになるけど、鍵は見えている。
「継続的な対話」だ。
みんなでそのコミュニティの価値観をより明確していけばいいだけなんだ。
そして、そのためには、一人ひとりの価値観が明らかになっている必要もある。
こんな感じに、今自分が学んでいることは、少しずつ全てつながっていくのだろうなと思う。
こんなにたくさんのことを感じさせてくれた二日間に改めて感謝の思いが沸いてくる。
そして、最後まで走ることを選んだ自分を偉いなってちょっと思う。
楽しい時間をたくさん。ありがとうございました。