ここで書いた、「自分の取扱説明書」について、一歩踏み出した。
「どの人間も生きていてよい」【改め】 - かならず幸せになれるいきもの
自分の取り扱い説明書
主に2種類の本を参考に作ってみました。
こちらには、「リフレーミング」を使ったものが紹介されています。
インクルーシブ教育ってどんな教育? (インクルーシブ発想の教育シリーズ)
- 作者: 青山新吾,赤坂真二,上條晴夫,川合紀宗,佐藤晋治,西川純,野口晃菜,涌井恵
- 出版社/メーカー: 学事出版
- 発売日: 2016/04/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
こちらでは、野口晃菜さんが「自分の取扱説明書」について話していて参考にした。
実物を見た方が早いと思うので、こちら。
左側の方が取り組みやすいと思う。
高学年は右も考えられる可能性が高い(N=2)。
自分もやってみた。
好きなこと
人と話す。調べる。温まる。音楽を聞く。ノートに書く。ふざける。子どもを成長させる。
嫌いなこと
忘れもの、落としもの、スケジュール管理、場所をおさえる、大人の都合を押し付ける人を見ること
得意なこと
「ん?」と立ち止まること、いつも元気(子どもから)
苦手なこと
我慢、寒さ、マルチタスクをやめる、本質的でない話、コツコツやる、計画的にやる、やりたくないことをやる
うれしいとき
学校が楽しいとき、やりたいことややらなきゃいけないことができたとき
イライラ・ストレスを感じるとき
やりたいことややらなきゃいけないことができないとき、伝わらないとき、自分のことを棚上げして人のせいにしている人を見たとき、子どもを否定している人を見たとき
ストレス発散法
音楽を聞く
書く
話す
助けてほしいとき
初めてのことをやるとは周りから声掛けがほしい、自分のことが忙しいときに仕事を増やさないでほしい
こんな人
うっとおしい→積極的な面倒見がいい
落ち着きがない→行動的、好奇心旺盛
けじめがない→集中力がある
強情な→意志が強い、自分の意見がある
口が悪い→自分の意見が言える
さわがしい→活発、楽しめる
しつこい→粘り強い
わかりやすい教わり方
見せる
見ているときに話さない
ダラダラ話さない
意図など
これだけでも、メタな発見がある。
目的は以前のブログに書いたように、自己紹介の上達。子どもに「話すのが好き」「話したい」「話しかけられたい」というニーズがあったため。
自分を知っていることで、自分のことを伝えられる。
「自己開示→他者の自己開示→共通点の発見→話し相手がらできる→知り合いが増える」といったイメージをしている。
クラスで話しかけてもらいたいニーズがあるのに、話しかけてもらえる人が多くないことへの仕組みを考えた。
「君のことを知らない人が多いだけじゃない?」と考えた。
その「話しかけられたい」「話したい」というニーズ含めて。
自分のことを知って自己紹介をしたらいいのさ!!というアイデア。
これは、引き継ぎ資料としても大変優秀と思う。我々が語るより、本人の捉える本人が本質的だと感じている。
ただ、ここにある「苦手」や「嫌い」を直そう・正そうとする道具になると、この説明書はゴミになる。自己紹介は怖いものになる。
そういう人間だっていい!っていう認めるためのツールとしてあってほしい。「どんなサポートをすればできるか」を徹底して考えられると良い。