かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

【思春期のみんなへ】思春期は、不安で、心配で、反抗期でいい!

ビバ!思春期!

思春期は、人間の誰にでもある必要な期間

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身体の変化が起こってから18歳ぐらいまでが思春期と言われます。

(20代前半を第2の思春期と呼んでいる人もいます)

 

思春期に、大人の言うことを聞いてよい子になる必要はありません。

かと言って、悪い子になる必要もありません。

 

いろいろな経験をして、自分を見つけていってほしいです。

 

ただし、気をつけたいことがあります。

  • 周りに振り回されすぎないこと
  • 自分勝手になりすぎないこと

です(しかし、これがとても難しい)。

思春期を元気に過ごすためのアドバイスを下に書いておきます。

不安でいい

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「親子関係、友人関係、部活、恋愛、学校生活、進路、自分の性格、家庭環境のこと」と不安は尽きない。

不安がなくても、ちょっとこじれると、立ち直れなくなったりする。

けど、その不安を乗り越えてこその成長だし、対処できる自分を知って、より強い新しい自分を見つけることにつながる。

辛いかもしれないけれど、一番の問題は「自分の未来は想像した通りの未来になる」と思っているところだ。

これは二通りの意味がある。

(1)良いことが起こると思っているのに起こらないという不安。

たとえば、「明日の予定はこうなる」と思ったものが「こうならない」ことで起こる不安。

(2)悪いことが現実になったらどうしようという不安。

たとえば、「今度こうなったらどうしよう」と思ってその「どうしよう」という気持ちから起こる不安。

面白いのは、(1)は起こるし、(2)は起こらないというところ。

どんな予想を立てても、そう誓い合っても、思春期はどの人も心が揺れ動く。

だから、言ってしまえば、朝と夜で考えに違いがあることもある。

さらに、みんながみんな自分の理想を目指し、「こうでなければならない」が蔓延する。

 

だから、不安を解消するために、

「予定は急に変わり」

「不確かな不安もよくないと考え、消えるまで悩んでしまう」

そうしたとき、場にいる全員が「自分本位」だと、つながりは壊滅する。

 

「私が不安なんだから、私が思うように行動させてよ!」ってな感じに。

「折り合いをつける視点」をもつといいかもしれない。

 

【ワンポイントアドバイス】

自分に気持ちを聞いて、その気持ちを思いやりをもって表現することだ。

また、関係が壊れてしまっても取り戻す必要があれば取り戻せるし、どうしてもダメなこともある。

そういうときは、一人で悩まないことだ。

「相談する」という手段を忘れないでほしい。

人は誰かに話せれば、必ず解決できる。
(相手にもよるけれど味方は必ずいる)

この世で起こったできごとなのだから、この世の中に解決できる人が必ずいるのだということ忘れないでほしい。

 

心配でいい

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思春期の脳は、活性していて想像力が強まる。

だから、不安も増えるし、心配も増える。

100%の安心というのはなかなか難しいけれど、これは、同時に自分だけで解決しなくていいということでもある。

できるところまで自分でやったなら、是非誰かにヒントをもらうことだ。

特に未来についての心配はなんとかできたらと思う。

「やりたいことが見つからない」という心配をよく聞きます。

これには、知ったり、比較したり、イメージしたりするためのヒントが必要です。

【ワンポイントアドバイス】

「こんな自分でいいのか」と未来が心配になる時期でいいということを知っておいてほしい。

どの子にも同じことが起こっている。

その気持ちに対処する方法はいろいろある。

向き合う人もいれば、向き合わない人もいる。

自然に身をゆだねる人もいれば、何度も考える人もいる。

悩んだときに、自分がどうしたいのか、自分自身に聞いて、「本当はこうしたい」を大切に次の行動を考えてみるといい。

 

反抗期でいい

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「全力で自分らしい自分をつくり上げる!」

思春期ってそういう時期だと思います。

興味をもったこと、自分のしたいこと、自分の信念など、いろいろなものを思いのままに表現していいです。

許せないと思ったり、ふざけるなと思ったり、おかしいと思ったりして大人や社会にぶつかりに行くときがあるかもしれません。

それも、ありです。

あとで、そうなってしまった自分を反省したり後悔したりすることがあるとしても、またそのとき、そのことについて考えましょう。

そこから取り戻せるものもあれば、取り戻せないものもあるかもしれませんが、必ず未来に生かせると思います。

しかし、できれば「犯行期」にはしないでほしいと思います。

ときには、犯罪を起こしてしまうこともあるかもしれません。

あくまで傾向ですが、14歳~19歳までで、15歳の刑法犯少年の検挙率が高いです。

平成27年度版 子ども・若者白書(全体版) 第3章 非行・問題行動

家庭内暴力が多いのは、中学生です。

平成28年版 子供・若者白書(全体版)(参考資料10 各種データ)

「全力で自分らしい自分をつくり上げる!」ことが大切なのですが、

その「全力」に、ブレーキがなく、なんでもかんでもやってしまったら、10代の後半には取り返しのつかない責任を背負ってしまう可能性があります。

みなさんにはそうなってほしくないです。

なんとしても「幸せな10代」を過ごしてほしいものです。

 

【ワンポイントアドバイス】

たまにでいいから、幼い頃の自分が、今の自分を見て「オッケー」を出すか考えてみよう。

たくさんの環境因もありつつ、それでも、最後に自分を選べるのは自分しかいません。

親のせいでも、先生のせいでもないです。

どうであろうと、今、自分の力で、自分を良い方へ導くことができるということです。

もし、今まで関わって誰かを思い出して、やめられることがあるならやめましょう。

未来で笑顔で過ごすあなたを楽しみにしている人がいますよ。

一人で戦う必要はないのです。

 

繰り返しになりますが、

この世で起こった問題は、力を合わせれば必ず解決できます。

 

最後に

とりあえず、今回は、ここまでにしておこう思います。

 

切り札として、大切にしてほしいことを伝えて終わります。

 

①相談すること

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これが一番解決率が高いです。ある誰かに相談することは勇気が必要かと思います。しかし、その人への相談では解決できないこともあります。それでも、あなたを理解してくれる人は必ずいるので、相談するということを大切にしてください。

 

②知るということ

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 本を読むだけでも、世界の見方が変わって、解決できることも少なくないです。自分について知ること、他人について知ること、この世界について知ることも大切にしてみてほしいです。

 

そして

 ③「表現すること」

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「自分をつくっていくこと」ができると思います。


「自分らしい思春期」を大切に、幸せな20代に希望をもって毎日を過ごしてほしいです。

 

 

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