ある場面や手立て一つ取り上げても、子どもの目線に立っていると言われた。嬉しい。自分では感じていないが、自然な所作として、そう見えるところがあるそう。テクニック的なものではなくて、子どもを向かせることとか、悪くないよと言っていた。
もっと、グッと向かせるとか。何か思いや、考えや、イメージがあるなら、そうするために頑張るだけだね。
今更に実感した当たり前のこと
今は、授業力を鍛えられる時。振り返ってからの、改善策をすぐに試せる。そして、その入力の質によって、子どもたちの出力が変化する。
一番は「思考が流れているか」が大切だと思う。活動から次の活動の流れに不自然がない。
ちょうど、和音がFからGにいくようなイメージだ。
コード進行で考えると授業は作りやすいかもしれない。
これは、トニック的活動なのか、ドミナントか、サブドミナントか。そこに不自然がなく、流れる方が、子どもたちも、活動の中にあった感触を紐付けて、記憶に格納できるようである。
もちろんたまにはトリッキーな和音も入れるとして、流れているかは、重要だ。
この流れているという感覚を何にどう置き換えるのかは、人それぞれに違うと思うのだけれど、私は和音でイメージするといいかもしれない。
単純に、いわゆるカデンツ的な、C-F-G-Cな活動。たとえば、常時活動の読みや書きがあって、その準備体操から、題材の読みに入っていく。題材の読みから、ひらがなを書く活動へ、最後は常時活動のような言葉集めをして終わり。
もしくは、トリッキーに、Gから入ってもいいかもしれない。どんと発問をして、引き込む。具体物を見せて引き込むなど。
C-F-C-Fとゆらゆらして、最後にG-Cというパターンもあるだろうなあ。ゆらゆらと学んで、最後に決める。単元でそういう構成の場合もあるだろうね。
対脳疲労用物忘れ対策
5つの対策をした。今のところよい。
- 前日に明日「配るもの表」をつくる。厳密には、明後日の分までをつくり、前日に確認という感じ。明後日のまで作ってあると、負担感がとても少ない。週案に書くとか、いろいろあるだろうけど、私は、A4の裏紙ペラ1枚に書いて、黒板に貼る。これで、脳がスッキリした実感があった。
- 帰りの会のプログラムに「くばるものチェック」を入れる。これで、強制的に「配るもの表」に目をやることができる。素晴らしい!
- 「ノーポカ」と書いた紙を貼る。目のつくところにポカ(凡ミス)しないための「ノーポカ」と書いた紙を貼った。これで、見るたびに、「おっ、気をつけよう」となる。「本当に大丈夫か?!」と確認を生むことができる。
- 配布物BOXをつくり、それに画用紙で「配布物」と貼り付け目立たせ、「配布物入れるよー」というのと、「配布物あるよー」ということに目がいくように、可視化した。このアピールも良い。机に埋もれぬように。
- インデックス付きのクリアファイルで、1〜4時間目に使うものを振り分けて入れて管理する。これで、机の上が整頓される。配布物の見落としを防ぐ助けになる。
今週は、ノーミスである。そして、そのほかのポイントとして、「前日に配れるものは配る」というのも大事だと思う。配布物の時間を減らすと、活動の時間も増えるしね。
子どもと、外に出て、水やりをやったり、虫をつけたり、発見したことを話しているときが一番楽しいなあ。良い一週間だったわ!