喫茶店にマウスやらUSBケーブルやらを忘れる「ハピペン」です。この間「ど忘れきてるよ」って言われたし、やばいかも……。
学ぶ姿勢
今年度、一番変えたもの。昨年は生徒指導と家庭連絡でほとんどエネルギーも時間も使ってしまった。
そのため積極的に学びたいことを学ばないと受動的に1年が終わると分かった。
主に職場の人間関係が犠牲になるように思うが、そんなことを言っていると、吸い尽くされるイメージ。
昨年度の終盤から思っていたのは、
- 自分の価値観
- 一貫した行動動機
- 変わらないライフスタイル
が知りたいということ。
そこから、「質的研究」と「リフレクション」が気になった。
自分のしていることの価値を探って深いところにある価値感。
「自分が『何のために』それをするのか」の原型を探りたいと思ったのだった。
そこには、メタ認知がキーワードとしてあるように思った。とにかく自分は何者か知りたかったのだ。そのために、価値観の違う海へ飛び込んだというのもある。
その先で出会えたのがDAFLだった。本当にありがたかった。
1学期:子どもにしたことのまとめ
【学習において】
- 思考ツール→言葉を関連付ける力
- 日記→自分を客観視する練習・5W1H・感情
-
箇条書き→言葉を思いつく練習→書いて表現
-
読み聞かせ→語彙を増やす・聴く練習
-
〇△□で絵を描く練習→認知能力を高める・よく見る力を高める・想像力を高める
-
相変わらずのスモールステップ→不快感少なく学習に取り組める→意欲アップ
-
身体ほぐしの運動→自分の身体の感覚をメタする
【生活において】
- 〇と×で示す→即時の評価→行動強化
- 事前の約束→振り返り・良い姿の価値付け
- どんな自分になりたいか→理想の認識(自尊感情の向上に向けて)
- サークルトーク→話して表現 & 聴く訓練→他者意識
- NHK for schoolのスマイルを見せる→客観的な向行動の入力
- SST→関り方・暗黙の了解の言葉化
他にもやっていることはもちろんいろいろあるのだけれど、自分が取り入れたものとして挙げてみた。
組んでいる人と
勤務先が変われば、組んでいる先生が変わる。
どうすれば「価値観を共有できるか」。はじめてかかわる人と、どう濃くかかわって学級をつくっていくかを改めて考えさせられた。
なんとなく暗黙の了解で遠慮し合ってやるのは簡単だと思うのだよね。
それを一歩踏み越えるにはどうすればいいのだろう、と思っていた。
DAFLでの学びから
- 10分間のふりかえりのシステム
をつくって実践できた。
毎日ふり返りをすることで、子どもの味方を擦り合わせていくことがたくさんできた。これが習慣化し、来年私がいなくなってもふり返りが自然なものとなってほしい。
「昨年もやっていて良かったんで」と思ってもらえるように頑張りたい。
あとは、組んでいる人の長所や個性を生かすことが大切だと思う。本を読む力がすごいと思ったので、積極的に本を貸した。これも価値観を共有するには手っ取り早かった。
読んだ本
フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 (PHPビジネス新書)
- 作者: 中原淳
- 出版社/メーカー: PHP研究所
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- 作者: 田中治彦,藤原孝章,近藤牧子,三宅隆史,湯本浩之,岩本泰,廣里恭史,小貫仁,上條直美,小松太郎,大橋正明,甲斐田万智子,南雲勇多,三輪敦子,山中信幸
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21世紀の学習者と教育の4つの次元: 知識,スキル,人間性,そしてメタ学習
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思考のチカラをつくる本: 判断力・先見力・知的生産力の高め方から、思考の整理、アイデアのつくり方まで (単行本)
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大体こんな感じ。