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おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

【重要思考】「自分ってバカだなあ」「説明下手だなあ」「何言ってんのか自分でも分からないなあ」から卒業しよう!(三谷宏治さん「ゼロからのプレゼンテーション」出版記念セミナー「その1」)

先日「三谷宏治」さんのセミナーに行ってきました。

 

三谷さんのサイト

www.mitani3.com

 

今回のセミナーのタイトルは「ゼロからのプレゼンテーション講座」。

 

以前読んだ「三谷さん」の本に

一瞬で大切なことを伝える技術

一瞬で大切なことを伝える技術

 

 がある。と言うと、お前の話伝わってこないから、効果どうなのよ? と言われてしまいそうですが、そう、まさに読んでいただけで実践できていなかったのだ。

セミナーに向かう電車の中で読んでいてそれが分かった。

 

「自分は実践しようとしていなかった」。

他者のためを思って自分を変えるとしても、変えたいことしかかえられないものだなあと思った。

しかし「変えたい!」と思う気持ちが高まると変わりはじめる。少しずつポイントが貯まっていっていよいよ「やるか!」という感じに。

 

だから、これからは上の本にあるような【重要思考】を実践していきたい。

 と、上の本について意気込んでいるが、今回のセミナーは、以下の本の出版記念だった。

ゼロからのプレゼンテーション ―「ものまね」から達人までの全ステップ

ゼロからのプレゼンテーション ―「ものまね」から達人までの全ステップ

 

 

【重要思考】とその日に学んだ【プレゼン】について、記録していく。

今回の記事は【重要思考】について。

【重要思考】について

まず押さえたいこと。

【重要思考】とは

【重要思考】=「重み」と「差」

「重み」→事柄に対してダイジか重要か
「差」→競合よりも優れているか

 この二つを覚えないとはじまらない。

何か違和感を感じるとしたら、それは「重さ」と「差」という言葉に慣れていないだけである。

「重さ」は、「軸」「芯」「志」など、様々な言葉に言い換えられると思う。

「差」は、「重さ」を実現できる「根拠」「理由」「背景」などに近い。

その中でも、勝てる「重さ」に紐づく言葉が「ダイジか重要か」である。

勝てる「差」に紐づく言葉が「競合よりも優れているか」。

ここに含まれる「比較」こそが、大切なことを伝えるための肝なのだ。

(こう理解するまでに時間がかかり過ぎた。というかこうややこしく整理しないと分からない脳でどうしよ。)

 

【重要思考】的なコミュニケーション

 

何を決める?何が大事?共有する。思いつきの応酬を断つ。

この言葉に。「あ、はい。すみません。」となる。

断ちましょう!思いつきの応酬!!

 

そうならないために

『自分の言ったことで一番ダイジなコトはなんだと思う?』

  1. 自分が言いたいことをはっきりさせる
  2. 自分が言いたいことを相手に伝える
  3. 相手が言いたいことを理解する
  4. 相手とちゃんと会話・議論する

「言いたいこと」を意識する。そういう当たり前のことを習慣にしたい。

「あれ?何が言いたかったんだっけ?」ってなりがち(そりゃそうだろと思われるでしょうけど)。

 

ロジカルとは

こういうのも整理して定義してくれていることが嬉しい。

ロジカルとは

ピラミッド

命題がはっきりしていて、
上が「結論」
下が「理由」や「証拠」

が「隙間なく」埋められているピラミッド。

ピラミッドの作り方
上からだと「演繹」
下からだと「帰納」

ツール
そのためのツールとして
「イシューツリー」や「MECE」がある。

これだけのことと言えばこれだけのことなのだ。

 

「塊」と「つながり」

そして、その「ダイジ」さの度合いは、「塊」と「つながり」で考えると書かれている。ここでもまた新しい言葉に出会った感覚がある。新しい言葉に出会うとうことは、新しい環境にいるっていうことで、それを楽しんでほしい(参考:勉強の哲学 来たるべきバカのために)。

 

「塊」とは、「事柄」のことだと解釈しました。

「つながり」とは、「事柄」と「事柄」をどんな「接続詞」がつなぐか。

「塊」をはっきりさせるために

【程度】→【定量化】
【範囲】→【範囲を決める】

ことが大切。

 

「つながり」をはっきりさせるために

【矢印】を意識する。

「原因」「結果」「前提」

「【塊A】なのは、【塊B】なため。」

また、矢印の【太さ】も考える。

矢印の太いものこそ、「ダイジ」な【事柄】になる。

 

それが「一番ダイジな原因か」を問う。

どのつながりが一番強い?

「ダイジなところで差があるか」

つながりについては「影響」を考えると分かりやすいと思います。

その要因が、ある事柄にどれほど影響を及ぼしているのか。

言葉の大きさに惑わされないことが大切。

命題によるが、

  • 当社は他社より3倍の利用者がいる!だからおススメ!
    これが影響力をもつのは、みんなが使っているものを自分も使いたい人。
  • 当社は他者より月額90円安い!だからおススメ!
    これは、少しでも安いものを使いたい人向け。

稚拙な例だけれども、命題によって考えなければならない影響の観点は変わる。

「えっ、3倍?!」なのか「おっ、90円?!」なのか、どこを考えるのかは場合によるわけだ。

 

概要はこんな感じで、以上のことを自分も使えるようにしたい。

今回、伝えたかったことは「話したり書いたり」していて

  1. 自分ってバカだなあ。
  2. 説明下手だなあ。
  3. 何言ってんのか分からないなあ。

から脱出するための考え方。

この記事では、1と3は少し脱せているように思う。

また頑張ります。

 

追伸:「ダイジ」がなぜカタカナなのかは「大事」の読みが文脈によってややこしくなるのを避けるため、そして大切だからこそ印象をもたせるためと三谷さんがおっしゃっていました。