朝からカフェに出没!「ハピペン」です。一件目は、予想に反して、寒いしうるさいしだったので移動。久しぶりのオフだなあ。オフでもなんかやってるけど。
そのなんかは「ストレングスファインダー」通称「SF」。通称の方にはなかなか慣れない。
「ストレングスファインダー」は、何項目かの質問(40分くらい)に答えると、自分の強みが分かってしまうというツールです。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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「さあ!才能(じぶん)に目覚めよう!」ってあって、今時の人の琴線に触れるのではないか、と思う。
個人的には、目は開いていたけど、目覚めてはいなかった自分が、覚醒して脳が覚めるというような感じ。結局それなのって拍子抜けはある。でも、その強みを生かすことで、他者も生きやすくなったり、過ごしやすくなったり、他者の役に立ったり、他者に貢献できたり、って感じなのだろうなと思うとわくわくが湧いてくる。
自分の強みは、
- 運命思考
- 成長促進
- ポジティブ
- 学習欲
- 着想
といった5つです。
「ああ、そういう人だったのね」と思ってブログを見てもらっていい。
「ストレングスファインダー」をやると解説のPDFが見れたり、そもそもの本についてる解説を見たりして、自分理解を深めることができる。
やはり、そこに書かれている文言には、心にパワーが湧いてくるようなところがある。
ストレングスファインダーをやって良かった気づきを3つ書く。
1.自分の強みを生かした方が他者にとってもうれしい
そもそものある能力の器があるとして、その器以上は能力をアップできないと考える。
「ポケモンの種族値」とか「HUNTER×HUNTERの念」とかのイメージに近い。
そのクオリティの低い強みで、勝負しても頑張る割に効果が薄いってことが起こると思われる。
だったら、自分の強みを生かして、他者に施した方がよい。
この前提を改めて確認できた。
2.強みは信頼関係に影響する
強みを生かした信頼関係を築くことが、自分と他者の安心につながると考えられる。
どうしてそう思うかというと、強みは自分の行動に影響を与えているからで、強みにあることが得意ならば、その強みには行動が伴うはずで、その不言実行は、信頼につながり得ると考えられるからである。反対に、違う強みで使うような考えを発揮しても、口先で終わる可能性が高く、信用を損ねるかもしれない。
ちなみに、ストレングスファインダーには34の強みの種類があり、それらは4つのカテゴリーに分けられている。
- 人間関係構築能力
- 影響力
- 戦略的思考力
- 実行力
の4つ。
そのうち、私は、上位3つが「人間関係構築能力」で続く2つは「戦略的思考力」である。
めちゃ偏りがあって、万人受けしないのはこのせいだと自己弁護。
まず、言うほど人間関係を構築することが得意ではない。それは強みを生かすことができていないからかもしれない。つい同調してマジョリティの価値観にお伺いを立ててしまうところがなくもないからだ。
戦略の方も、最近周囲に「戦略について学ばないとダメだ」と「教育の畑では、それは学べないんだよ」みたいなことを言っているので、「ない」という自覚がある。
こんなに生かせていない強みたち。
かつ、おかしいのは、強みを生かしたとしても「実行力」と「影響力」が微塵もないのである。
それじゃ、めちゃ、エゴイスティックな世界でカタルシスを感じるアホになってしまう。その上文脈は「運命思考」っていうスピリチュアリティ。現場で使いにくいぞ!っと思っている。
「それを楽しめるか?」って問いを無理やりぶつけて、若干麻痺した感覚でわくわくを感じてもいるが。
「運命思考」のアドバイスにも「コミュニケーション」の強みの人と組めと露骨にかいてあるし 笑
もうデータ的に「お前何言ってるか分かんないよ」とK.O.された。
逆に、そこさえ克服されれば、言っていることは分からなくもないよ、ってメッセージでもあるだろうか。
さらに逆に、偏りがあるってところに関して、100%自分は他者に補われる必要があるというところにも面白みは感じている。他者が必要な前提の自分で良かった。他者を大切にしないと上手くいかないし、他者を大切にした方が上手くいくってうすうす思っていたので、そう認識できたのは良かった。
3.他者との違いは強みの違い
他者に寛容になれるなあと思った。
指導法について、結構イラついているときもあるのだけれど、それは手段の違いであって、目的は同じはずである(あくまではず、それでも目的からも逸れてない?!っていう指導法はあるだろうよ)。
やり方の違いは、強みの違いなのである。
その人がその人らしく自分を生かして子どもと接している。だとしたら、それはとてもいいことじゃないか、その人が一番キラキラ輝くような強みを発揮している姿を子どもたちが見ているのだから。それほど素敵なこともないだろう。
誰にでも強みはある。そして、それを生かして、それを滲ませて人々は生活を送っているのだ。
どの強みも、優劣なく、誰もが持っていて、かけがえのないものである。
誰にでも強みがある。
そう思えたら、もう少し違いも認められる。授業中に立ち上がってしまうあの子の強みに私たちはまだ気づいていないだけなのだ。
私は、10年前くらいからやりたいやりたいと思いながらも結局やらず、今年になってやっとやった。
もっと前からやっていれば、自分の人生の選択は変わっていたかもしれない。後悔とかはないのだけれど、単純に変わっていたのかもしれない。
そう思わせられる一冊だ。
休日に2時間程度、まとまった時間が取れる人は、是非やってみてほしい。
これからの自分を楽しむ材料が増えることは確実である。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
- 作者: トム・ラス,古屋博子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/04/13
- メディア: 単行本
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