言うなれば、マントル。
見えなくとも、地面の下の奥深くで、うねり活動している。普段は、影響を感じないが、それは、時折、地上へと確かな影響を及ぼす。それは、人の営みに似ている。
知らないところで動いていたものが、うごめいていたものが、顔を出して、先へと進む力をくれる。
たとえば、踊りを教わりに、他校へ、奥さんと組んでいる先生のツテを頼りに伺うとか。
旗を借りたいのだけれど、どうしようと思っていたけれど、あれよあれよとうまく旗にたどり着いてしまうとか。
心配は、すぐに解決できるわけではない。
また、すぐに解決できるということが、心配にとって、一番よいことというわけでもない。
不安は、すぐに解消できるわけではない。
また、すぐに解消できるということが、不安にとって、一番よいことというわけでもない。
そんな風に、時間は流れて、地球は回っている。
だからと言って、呑気にしていて、何も気にしなくていいというわけでもない。
マントルのような、自分の目には映らない、地底の奥底にあるような、根本の根本にあるようなエネルギーが、なんとか私に力をくれて、ほんの少しだけうまくいっている。
有り難い。
2日目の練習もよかった。
それに、放課後も大人としての練習の機会を得られた。
私の感覚で、これくらい理解していて、イメージできていて、体を動かせている実感があれば、子どもたちに教えることができるのだと、よーく分かった。
これで、来年など、次回からは少し荷が軽くなるかと思う。
まだまだ、今年の準備をしていかねばならぬのだが……。
寝不足がエラーを起こしている。
思考が知らないうちに抜け落ちている。
訳の分からないミスが始まっている。
打ち合わせ出忘れるとか、算数のページ飛ばすとか。
気をつけねば。
子どもにもフォローしてもらわないとダメだなあ。