疲れ果てて夜は倒れるように寝てしまっている「ハピペン」です。
昨日の決断によって、本日は「水上マーケット」と「王宮方面」です。
過去記事
バンコクの朝は早い。いや、JTBの朝は早い。7時集合だったかな?
午前
朝食を食べて、バスに揺られる。
大きな川を渡って、途中なぜかココナッツを加工しているところに立ち寄る。
すっごい不思議なトイレがあった。
ここにするんだよ?
そうして、水上マーケットに着いた。
水路を観光。
買い物体験をする。
ちょっといいなと思ったパズルがあった。
この象である。
パズルが得意な子、順番に並べるのが好きな子が多いので、形が複雑だけど順番につなぐと形が完成するものを与えるとどうなるのか見てみたかったのだった。
こんな感じに、船の上からあそこに行きたいと言って買い物をする。
値段は「交渉」である。
ハ:「像のパズル、いくら?」とほとんど日本語で聞く。
店:「うーん、1200B」
ハ:「1200B……はっ!?」いやいや、こちらはね、そんなにそもそも両替してきてないんだよ。このツアーにお金払ってしまって、もうB(バーツ)全然ないんだからね。
ハ:「200Bなら買うけど?」
(普通はまず半分になんて作法があって、そこから下げていくらしいが、これしか払えないんだから、最初から勝負に出る。)
店「ダメダメダメ、ありえない」みたいな顔とタイ語を言われる。
店:「300B」
一瞬たじろぐ。
ハ:「250B……。」(「ハピペン」も頑張る)
店:「280B!」
(いやーこういうの日本人苦手だなあ……もう嫌だなあ。)
ハ:「ノーノー250B!」
店:「280B。」
(どうしてくれようか。実はちらっとgoogleで検索していて、日本で700円くらいで売ってんだよね。だからやっぱり200Bくらいじゃないとやだなあ。)
A:「2つ買うから300Bは?」
なんと、一緒に船に乗っていた方である。
店:「ダーメダメ」
A:「高いよー!高くない?だって200Bで800円だよね?」
(なぜか1B=4円換算。でも、それくらいで考えた方がいいってことか!)
ハ:「OK……。高い!!やめるわ!」
店:「200B!OK!200B!!!」
ハ:「いや、そういうことじゃないんだ。ごめんね!GOGOGOGO!」
このときの店の人の怖い顔を忘れないぜ。船主の顔も怖い。嫌々船を出す感じだ。
そして、上陸。
バスまで歩く途中にもいくつかお土産屋さんがあって、そこにも像のパズルが売っている。
「200B?」と聞くも大体顔を曇らせて終わる。
結局、やっぱりもうとにかく改めて計算すると、もう使えるバーツがなかったのだ。
最後の最後、一番最後の店で「150Bなら買うけど」と言うと「OK」ってめっちゃアッサリ!!!
(えっ?もしや、もっと安く買えた???)
でも、従来より断然安く手に入れることができた。値段を聞いて半額を言う神話はないのかもしれない。
最初:1200B→3600円
と言われたものが
最後:150B→450円
である。
タイでは「自分を保っていないと根こそぎ自我を奪われる」と気持ちを引き締めた。
バスに戻ると、ドライバーさんが「モンキーバナナ」をくれた。
これいいよね。小さいの。
これだったら、気軽に毎朝食べられるわ。
日本に売ってないの?
バスに乗って地図を見てみると、こんな水路を楽しんでいたのだと驚いた。
お昼は、ホテルでバイキングだった。
写真は「グァバ」しか撮ってなかった(笑)。
味のしない果物。
そして、ここの料理が辛い辛い。
グリーンカレーなどなど、タイ料理、日本料理、イタリアンなどがあった。
ここはやっぱりと思ってタイ料理を食べるも、めちゃ辛い!
しかも、水が40Bというトラップ。
(いやいや、あの象のパズルを頑張って買った努力はどうなるのよ。ホットコーヒーとホットティーは無料という鬼畜仕様。)
気合で耐えて昼食を食べ切るという風変わりな体験をしてしまった。
そして、一緒にツアーを回っていたおばあちゃんに、先生だとバレる。
「うちの娘もそうなのよ、なんとなくね、雰囲気でなんとなくね」と、超能力者のおばあちゃんだったのだ。
上にある免税店でショッピング(をさせられる)。
大体、日本で買うよりも2割引きくらいで買える印象。
つい安いー!なんて言いたくなるが「実際、これ日本で2割引きだったら買うか?」という冷静さが重要。
お菓子のお土産だけ少し購入。
さあ後半戦。
午後
王宮の方へ向かう。
「ワットプラケオ」という仏教寺院は、めちゃ混んでいた。
スリにも注意しなければならないみたい。
中には様々な国の建て方をモデルにした仏塔が建っている。
仏塔の表面の金がすごい。
写っとるやん!
写真を一緒に撮る仲になった。
「王宮」もとても混んでいた。なんでも王様が亡くなって、今年はお葬式があるのだそう。
次は「ワットポー」へ
でかい金色の寝釈迦仏のあるところ。
とにかく大きい。
108のコインを入れて煩悩をなくせるらしい。
「大人を否定しない」と108回唱えてきた。
タイ旅行と自分にある問題を紐付けて毎回思い出せるようにした。
でも、もっとちゃんとしたマジで煩悩として困り感のある「女好き」とかの方を念じればよかった。
入場すると奥で謎の水がもらえる。
次は「ワットアルン」へ。
王宮から少し離れて、こんなところを通って
船の乗り場へ
川を渡る。
「いざ、ワットアルンへ!」
っていっても2、3分で着く。
こんな感じの仏塔があります。
アユタヤにあったのも、王宮にあったのも作りはとても似ている。
つながり、歴史を感じる。
「ワットアルン」は、ベルが象徴みたいで、夕方の静かな雰囲気の中、小さいベルのチリンチリンって音が風と一緒に運ばれてくる。
神秘的な感じがした。そして、旅が終盤に来ていることを感じさせた。
ガイドさんとも写真を撮れた。
みんなで「イイネー!」で写真を撮ることもできた。
帰りにバスに行く途中に遊んでいる子どもたちを見かけた。
タイであんまり自然に子どもたちが遊んでいる姿って見られなかったんだよなあ。
そうして……さあー!
ホテルに帰ってきたぞ!
し、しかし……今日は、まだ終わらないっ!!
夜
疲れた。疲れすぎた。とにかく暑さで消耗した。
でも、それでも。
そう、今日の私たちにはまだやらねばならないミッションがある。
そう、私たちは「ニューハーフショー」を見に行かねばならないのだ。
(「行かねばならない」っていうほどの使命感があるのかは謎だが)
どうやっていくのかをガイドさんに聞いていると、なんと「一緒に行ってやる」と言ってくれた。
「えぇっ!?マジッすか?」
なんか、もはや、ガイドさんも、一緒に回っていてもうしんどくてやばいんじゃないか?って感じだったのだけど、まだ付き合ってくれると言うのだった。
私たちは、電車で行って確実になんて思っていたのだが、タクシーの方が速いと教えてくれる。しかも安いって……えっ、マジ?!
電車だと二人で180バーツくらいを覚悟していたのに、3人で移動して80バーツだった。タイのタクシーは、すげーぜ!
「チケットを取るところまで、やってやるから」と、汗まみれで、疲れ切った中でまだ私たちに力を尽くしてくれた。
どこまでも有り難い。どうしてそうしてくれるのだろう。めっちゃ嬉しい。
一緒に撮った写真を見せ「No.1 memoryだ!」と伝えて別れる。本当にありがとう!そして、さようなら!
ガイドさんとの感動の別れの後、ショッピングモールみたいなところをうろつく。
ここは「アジアティーク」という場所らしい。
歩いていたら、奇天烈な生き物を見つけた。
そう、ピッピカチューである。
お腹が空いているかというとビミョーなのと、時間もないため散策のみ。
そしたら、もう一匹発見。
みんな大好きバナナビーンズくんである(ミニオン)。
なんなんだろうこの雰囲気。
メリーゴーランドまである。
ポコニャンみたいな何かが下腹部に棒を挿して回っている。
すき家があった。
メニューはこんな
そして、いよいよショーの会場へin。
入口にこんな看板がある。
とりあえずやっておく。
ニューハーフに囲まれるオレ。
会場はこんな感じ。いかにもっていう雰囲気がある。
1ドリンクあるが、つまみはないという不思議。
値段を撮り忘れたけど、おかわりの値段はまあまあする。
演目はとにかく多様な国々の歌に合わせて踊るというもの。
ちょうど「はるな愛」の芸風のグローバル版という感じだ。
ビヨンセ、レディーガガ、超ステレオな昭和歌謡を大げさなカツラと着物で歌う人など。
すごいというかヒドイというか(笑)。でも一見の価値はありだと思う。
なんだろうね。こういう世界ってあんだよ。
「心を解き放て」とか言っちゃってるもんね。
熱い夜が、いや、暑苦しい夜が終わる。
帰りはタクシー。タクシーの斡旋場で20Bを払い、由緒正しいタクシーに乗る。
それでも、150Bでホテルまで行くけど?とふっかけられる。
忘れてはならない。思い出すんだ。
タイでは「自分を保っていないと根こそぎ自我を奪われる」と。
「メーター!メーター!」と大きめに言う。
「メーターメーター、あははは」と笑われてメーターが押される。
75Bでホテルに着く。半額じゃねーか!
まあね、いや、運転上手いよ。うん。行きより安いし。あ、ありがとう!!
そして、私は眠かった。眠すぎた。
でも、お腹が空いたと請求が来る。
セブンへ行く。
ガパオライスを買う。30B?!100円?!
タイは飲み物と食べ物はとにかく安い印象。すごい……。
ホテルに帰って食べてみる……めっちゃ辛っ!!
昼のタイ料理より辛っ!!
セブンイレブンさん力の入れどころ間違ってないっすか?!
ただ、そんなことより……と力つきる「ハピペン」だった。
次回、最終回「コップンマカップ・タイランド」編につづく。