風強いよ!風!プリントが落ちるイライラに耐えられん(笑)ハピペンです。雲もとても速く流れていくー。
6月が終わる……
はやいなあ。
もう3ヶ月。
でも、まだ3ヶ月なような気もする。
3ヶ月で、私という人間の考えを分かってもらえるはずがないよな。と改めて冷静にもなった。
その割には、よく判断して、選択して動いてくれている。
子どもたちは、ぶっちゃけ知らない。
知らないのだった。
学校っていうのは独特で、その最たるは、「時間割」だと思う。
時間割が、人を拘束する。工業経済時代の名残。人を管理するためのシステム。
時間を管理していた側から、時間に管理される側への転向。
それが、幼保と大きく違って、時間割がニガテな子は、浮くってことになる。
続・VS.「おしたり・たたいたり」
「協力とは」何か。
この本の1番目に書かれていることは「みんなで決めたルールを守ること」だった。
入学して、一歩踏み入れた学校というところは、知らないところで、「みんなが守っているルール」がすでに用意され、決まっている。
その「ルールが用意されている」ということに違和感をもたない人なら、学校ってところはなんでもない。
しかし、幼保の生活とのギャップを感じる子がいる場合は苦しいことになる。
今日は、授業中に教室に戻って来ない子がいた。本当は探しに行って、構って、強化することは避けたいくらいだったが、探さざるを得ない。
見つけた。
「おうー、元気か?」
と聞いた。
「うん」も「すん」もなかった。
「Aさんさ、最近、お母さんは元気か?」
頷く。こういうとき、私は親が元気かよく聞く。忙しそうとか、辛そうとか、悲しそうとかあれば、それを聞く。
「じゃあ、お父さんは?」
「元気。」
「きょうだいは?」
「元気」
「で、自分は?」
イマイチなようである。
「ちょっとジョウロ戻したいんだよね。一つもってもらっていい?」
持ってついてくる。
「Aさんさ、幼稚園保育園のときは、元気だったの?」
「うん。」
「何して遊んでた?」
「みんなで、遊んでた」
「へー、そんときは上手くいってた?」
「うん。」
「1年の時は?」
「1年の時も、遊べてた」
「そーなんだ。じゃあ2年は?」
「遊べてるけど、うまくいかない時もある。」
「あー、そうだよね。うまくいかせたい?」
「うん。」
「どうしたらいいと思う?」
「分かんない。」
「じゃあ、一個教えるね。やっぱり、今やることと違うことをやるとちゃんとしてないっていうので、Aさんのことをよくないなあって思う人はいるかもしれないね。知ってた?」
「知らなかった。」
「そう?みんなで決めたルールは守ったほうが、いい人って思われるやすいよ。今なんの時間か知ってる?」
「図工。」
「そう。だから、Aがちゃんとしないって思われないように助けに来た。」
「……。ありがとう。」
「自分で戻ってきたって方がいいよ。オレは後から戻るから、先に自分から戻りなさい。私はAがいなかった!って、なんだちゃんと自分で戻って来てイイネ!って言うから」
という謎の演出。
Aは納得したのだった。
そのくせに、Aは、帰りの会で、今日の良かった人に私を挙げた。
「今日、ハピペンが、見つけに来てくれて、イイネ!でした。」
おいおい、そう言ってくれるなよ。そして、それを嬉しいって思われても困るんだ……。
まったく世話がやけるったら、やける。
続・VS.「もの隠し」
休み時間に、一瞬ある子のくつが片方なくなった。気づいたのは、私だけだった。2分ほど辺りを探した。もう一度見に行くと、くつが戻っていた。
もしかすると、私の様子すら見られているかもしれない。
しかし、今回は、未遂ということで、「ドロー」としよう。
続・VS.「うるささ」
良い姿の子の方を意識するっていうのだけは、気をつけた。
一週間、目に見えてがんばっていた子、変化を感じていた子については、お家の方にも連絡させてもらって、応援した。
このサイクルで成長するなら、続くうちはそれを選びたい。
休み時間には、レクもできた。参加者11人だったが、だんだん増えるような気がする。
楽しいとか、面白いって評判をつくるしかないよなあ。
明日の週次レビューで、7月のリニューアルの具体を考えたい。
やはり、意識させていないことが、ウィークポイントになって、いろいろなところに派生しているような感じがする。
それは「物」を大切にする。ということだ。
その機微が、人を大切にすることにつながるという感覚が皆無なように思う。
以前、学童では、これだけは、大切にしようと、3つ項目を挙げた。
それは
- あいさつ
- 片付け
- 手洗い
だった。
これらは、すべて「他者意識」のためだった。
日常の動線にある「他者意識」のための行動をねじ込んでいく必要がある。
自分こそがクラスをつくっている自覚をラスト1ヶ月でもたせたい。
むずいか……( ̄◇ ̄;)