課題を解決していこう!!ハピペンです。
片付けがニガテな子。っていうことで、しばらく見守っていた。と言って、3か月過ぎてしまったのだが、手を入れようと思っている。
関係づくりがないまま、指摘するのを控えたかったことと、そういう能力があるのかないのかはっきりしなかった。
いろいろ見えてきたのでやってみる。
【参考にした本】
このブログでも、様々な場面で登場している本です。強い本。強本。
P105から、「整理整頓の苦手な子ども」という項目がある。
小見出しになっていることを抜粋する。
- 注意は最小限に
- 指導場面を限定して
・次の学習の準備
・筆入れの中身をそろえる- 週に一度は「整理整頓タイム」
- ときには教師がともに
特に「2」が、参考になった。
- できている子を立たせて誉める
- できていない子を立たせてできたら座らせる
- 筆入れの中身を決める
- 机の上に出させてチェックする
- 朝の会・帰りの会でチェックする
帰りの会では、合格した人から帰る - 紙に書かせて忘れないようにさせる
それと、つい忘れがちな指導言をちゃんと言っていく。
「つぎの学習の準備をした人から休憩です」
これらの策を、丁寧に行えたら、改善するだろう。
そして、片付けについて気になるあの子のことを思い返してみると、リソースもたくさんあった。
- コレクションしているものは、めちゃ丁寧に整頓されていた。
家庭訪問のときに見せてくれた。きれいだった。 - 床に落ちているものを拾います。と全体に言うと、一番に動き出す。
- 掃除が丁寧。ほうきとちりとりを最後までやってくれている。
ウィークポイントだからこそ、直したいという気持ちがあるのかもしれない。それを本人から感じるし、きれいという感覚ももっている。
ただ、そのスイッチを入れられないことと、今のその子にとって整理整頓しやすい環境ではないのだろうと思う。お道具箱というのがきついのだと思う。
だから「道具袋」にするという改善策も試してみよう。
そう、その子は、ただ、いろいろなことを思いついて、やりたくなってしまうだけなのだと思う。
筆箱の整頓について
これにいいのが書いてあった。
発達障害のある子のサポートブック (ヒューマンケアブックス)
- 作者: 榊原洋一・佐藤暁,日本版PRIM 作成委員会/編
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筆ばこへ、鉛筆や消しゴムをしまう。鉛筆一本ずつに色テープをつける。筆箱をしまうところにも色テープをつけ、色でマッチングさせる。声かけをし、きれいにしまえたときはほめる。
P78
これもやってみよう。