Watcha(WATCHA TOKYO 20180721)を傍目に、学びたいことを学ぼうという自覚的選択によって、【ブリーフコーチング】について学びに行きました。
(うぅ。。。本当はいろんな人に会いたかったよぉ。。。)
しかーし!こちらは人数は少ないものの、全国から情熱的な人たちが集まっていました。
コーチングについても贅沢に総集編のような形で知ることができました。
コーチングとは?
コーチって馬車のことだそうです(えっ?知らなかったの?「知らんよ!!」)。
【コーチングの目的】
図1
その成長サポートするのが「コーチ」。
あくまで、コーチングを受ける人が「なりたいもの 」へのサポートであって、コーチが答えをもっていて誘導するものではない。
図2
コーチが引っぱっていくのだが、目的地は馬が決めるのではなく(これ想像すると面白くないですか?)、乗っているコーチングを受ける人です。
ここは、超重要だと思います。
【トレーニングとの違い】
この説明がとても分かりやすかった。
図3
こちらはトレーナーが上限。
この上限の違いを想像すると、大事なことがブレにくいと思う。
【コーチングの歴史】
『インナーゲーム』というテニスの指導の本が起源だそう。
調べてみると、このようなサイトもあった。
そこに書かれている方法をまとめたのがコーチングだそう。
そして、米ゼネラル・エレクトリックのジャック・ウェルチ氏が、20代の女性のコーチをつけているということから「コーチングすげー」となり、流行ったそうな。
現在は「CTIジャパン」と「コーチA」という2つが主流だそう。
前者は、個人や個性など人生全体をテーマとするようなところが強みだそうで、「コーチA」はビジネスよりということだった。
【コーチングの技法】
ポイントは、
・考えさせまくること
・視野を広げること
の2つ。
そのために、主に4つの技法を使うとのこと。
・傾聴
・質問
・承認(行動・存在)
・GROWモデル(以下の図)
図4
・質問のレパートリーを増やす
など、修練は必要。
そんで?「ブリーフコーチング」は?
って話だよね。
ブリーフコーチングとは?
ひらたく言えば、ブリーフセラピーのフレームを課題解決(コーチングの目的) にも生かそうという話です。
ブリーフセラピーの「面談」「概念」「技法」を、コーチングにも生かすということです。
そのため、「ブリーフコーチング」の方が、対象が広いと言えます。
これも図にした方が分かりやすい。
その詳細は?ってなってくると、限界があるので少しだけ触ります。
【概念】応用できる
・システム論
・社会構成主義
・コミュニケーションの語用論
などのことです。
【技法】抽出して使える
・各種コミュニケーション技法
・SFA(例外探し)
・MRI(悪循環を断って別のことをする)
【面談】対象
・ブリーフセラピー同様、サポートが必要な人
・ブリーフセラピーとちがって、今サポートを必要としていない人
大きくはこの3つの視点で、コーチングにも生かすことができると考えると分かりやすい。
あとは、これを実際に使って課題を解決できるようになれたらいいなあ。
そして、携わった人を幸せにできるといい。
ブリーフセラピー番外編といった感じの一日でした。
久しぶりのブリーフセラピーの学びでしたが、やはり面白い。
広い視点から見られて、また一歩進んだ感じがします。