なんとか過ぎた一ヶ月、なんとか終えた一ヶ月。大団円型に終わったと思う。ハピペンです。
土曜日、2回以外は全部学校に行った4月でした。
そう踏ん張れたのは、信頼できる人が「10連休までは、無理してでも頑張った方がいいね」と言ってくれたからでした。この言葉のお陰で最後の最後によく踏ん張りが効いたのです。
授業について考えようという動機になったのです。
お陰様な授業が少しだけできたように思う。
「学びの共同体」と「国語」
「学びの共同体」すげーなって思います。
机を向き合わせて、心情をスケーリングさせて、「どこからそう思ったの?」と問い、「つながると思う人?」や「つながる意見のある人」と言葉をかける(「学びの共同体」語的に言うとリボイス)。
恐れ入ったのは、自分なりに「読めた!」と感じている場合は、「意見がいいたくてたまらなくなっている」ということだ。
スケーリングの1から10で「5」の理由は、「この場面が一番心が揺れ動いているから」なのだそうだ。すごいなあと思う。自分だったらそんな風に読めない。理由を言えない(いちいち心情で理由だのなんだのは愚息かもしれないけれど)。大したもんだと思う。
でも、あるテクストや、文字にこだわって、読み解いていくことは、それはそれで大事だと信じたい。読んだ時のフィーリングもエンタメ的な受け取り方も大事だと思うけれど、その真相に迫りたい感の楽しみ方は、それはそれで知っていていいはず。
自信がないけれど、そういう、仲間から発せられる考えを楽しむ時間が作れていたらいいなあと思う。
あと全員が意見を言えているわけではないのが、課題だなあ。
もう少し「思考がステップアップしていく様」を、見取れるようになりたい。意外な読みをピックアップして、楽しめるようにしたい。でも、そうしたら、時数はいくらあっても足りないわ。
懸念はなくはないのだろうけれど。
あと、私が必要なのか必要ないのかよく分からないけれど。
いいクラスだ。
面白かった。
出会えてよかった。
ここ二日、何度も泣きそうになった。彼らが良すぎるんだ。そして、私はまだ遠い。