そうして、手に負えないことは、ピリオドを打った。ピリオドを打った。
いや、打てていない部分もあるだろう。打てていない部分もあるだろう。浮かれてはいられない。
それでも!
そう!それでも!
明日は、やって来る。
そして、続く苦しい状況もある。
どうしたらいいのやら。どうしたらいいのやら。どうしたらいいのか。どうしたらいいのだろうか。
それでも、とりま、命は続くことを選んだ。続くことを選べた。続く方を選んだから。
それが、正しい、と。そう思おう。生まれた歪みを、次に生かそう。これは、歪みだ。何かがよくないという証。だったら、何かを変えてみよう。
何かを変えたら何かが変わるかもしれない。
「保留」の案件の方は、解決していくように思う。そういう予兆。そういう予感。そういう方へ動いている。そうとしか言いようがない。
クラスの良さ
一学期のクラスの「良さ」を、子どもにスケールしてもらうと、10段階で、8か9がほとんどだった。25人はそうだった。残る5人は、少し心配性なのと、見積もりが厳しめなのとといった感じかと思う。これらは、二学期上がると思う。
完璧は魔がさす(逆さ柱的な)から、5くらいがちょうどいいと言った子がいた。今を愛してくれていると感じた。
そうして、私たちは次のステージへ行く。
「自分の主導権を握っているのは自分だ」ということを携えながら。訪れた結末を受け入れながら。
ただし、その結末が起こり得るという選択肢はきちんと示さなければならなかったかもしれない。
それは、きちんと、評価のルーブリックを作っておくということでもある。その評価のせいで、つまずく、何かがあるかもしれない。それは、大変に申し訳ない。謝ってはならないところだろうけど。
判断させつつ、選ばせつつ、実利もとって、責任はこちらに。そういうお膳立てをもっと頑張らないとならない。ああ。
1on1ミーティング
前にyahooが、っていうような話を聞いたことがあったような気がしてるんだけど、どうだろうか。
学校の決まりで、一人ずつ少しずつ、面談する時間があって、実施した。
いわゆる、1on1ミーティング的な関わりだったと思う。
モチベートして、目標立てさせてとかではないけれど、現状の思うところを聞いたり、ちょっとした特別なコミュニケーションの時間になった。
その後の子どもの動きが違うように感じた。若干、テンションが上がる。私はいくらか、彼らの上司として機能していて、一対一で励まされたり、語りをされると嬉しいのかもしれない。
私自身も大変、楽しい!!と思う時間だった。本当は、彼らと濃く付き合いたいのだなと思う。もっと知って、ちゃんと人生を背負いたいみたいな。そういう感じだ。
そして、やはり、生活には、これがないんだ!と強く思わされる。
質問して、やり取りして、語って、願いを伝えて、良さを後押しして、また、生きていこうねって微笑む場が。
そして、スケーリングが大変便利で、「良さ」について、1から10で言うとと聞いた。そうすると数値化できて良い。9であっても、あと1は何があったらいいなと思う?とかける。
私は「ドリンクバーとか?」と茶々を入れて、聞いていく。
- うるささ
- 切り替え
- はっきりとしたルール(ペン、朝学習、ボールのことなど)
この辺りが大体の懸念。
2学期に、ひょいひょいと立て直したいと思う。
変わる関係性
四月に懸念していた関係の一つが、なんだろう、サブリミナルかなんかで、変わっているのを感じた。
四月に、わざわざ大声で「はっ?話す人いないし!」みたいに、不満をなるべく大声で言って、班の人なんかを微妙な気持ちにさせる子がいた。本人がそれに気づいているかは、微妙である。
その子は、平気で他者の琴線に触れることを言った。たとえば、牛がとても好きで、将来も牛関係の仕事につきたいくらい牛を愛してやまない子に、「はっ?牛は食べもんだろ!」というようなことを言う。
言われた子は、「流すから全然平気です」と言った。私は、正直でいいのにと思った。嫌じゃないのかな、と。
その二人が、今日は、おばけについて、間を空けずに給食の間話していた。「えっ?」と思う光景だった。君ら、たわいもない会話できんだ、と。自然だった。いつも、ただ当然のようにそこにいる存在同士というように。共に過ごしている二人がいた。
関係は変わる。
何を見てか、何を聞いてかは、分からない。
けれど、色々言った結果。スローガンを決めた結果。共に過ごすのを経験した結果。お互いは、お互いで「居る」ことができるようになっていたのである。
大変嬉しかった。
滲む自分
道徳の答えを見て、私っぽいなというものが三つあった。
- その時、良い方を選ぶ
- 自分で正しい方を選ぶ
- 人をからかうのではなく、長所を言っていきたい
リップサービスだろうか。
「自律」に向けて彼らは試行錯誤しているのかもしれない。その中で、自分が実際に「いいなあ」と思ったものを、言葉で表現してくれているのだと嬉しい。
そうそう。
「どれくらい?」と聞くと、10段階で言うと……と自分からスケールを使ってくれる子も三分の一いた。自分を見る目が育っていて嬉しい。また、その仕方まで分かっていてなお良い。