かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

019|共感

『幸せになる勇気』を読み終えた。

 

共感についての言葉を大切にしたい。

「相手の耳で聴き、目で見て、心で感じるように」。これができたら素敵だなあ。

 

残り10ページくらいのところで、実際に自分が一歩踏み出したコミュニケーションをしようと思えた。

 

それは、「言葉」が見つかったからかもしれない。そういう「言葉」が見つかる本である。

 

「悪」でない本心に気がつける本だった。

たとえば、自分は依存的だとして、そのせいで周囲に嫌な思いをさせたとする。

真っ最中には気が付かないが、後から「ああ、また」なんて思いもする。ただ、これくらいの時は、「でも、相手だって役割を果たしてくれようとしていないがな!」と思いもする。

とはいえ「それにしても、自分がずる賢く、楽をしようと、頼ってすみません」とも思う。

 

その辺りで、相手への思いを「尊敬」に変えられると一歩が踏み出せそうになる。それで、申し訳なかったと謝ることにしよう、と。

 

「力があると思って。尊敬があって。期待しすぎてしまって。甘えてしまって。本当に申し訳ありません。」と。

 

相手への純粋な「尊敬」を含めることができた時、関係は変わる。

 

そして、そのきっかけは、(私の場合)思ったよりも、頭で考え尽くしてとか、言葉での理解によってとかである。

幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

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