かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

179:平穏

クラスの中。だけじゃなく、そこら中にある、

 

「正解!」

「わーパチパチ」

「オレ、すげー」

 

みたいな集団の中での認められたさってなんなんだろう。

 

別に一目置かれなくたっていいじゃない?

 

つながりの大切さを説いてしまうことがある。しかし、本当ならつながりを説かずにつながりをあるべきでは?

つながっていると得だからつながるのか。避けようがない同級生という立場だからつながるのか。

 

漢字ドリを一足先に進めるあの子。あの子は阻まれるべきなのだろうか。やる気に「イイネ!👍」を出してはマズイのだろうか。あの子らはアクティブラーナーではないのか。

 

どの子もその子でいていい平穏なんてないのだろうけど。

 

寝落ちしてた日。

178:体が軽い

朝は、わりと軽快だった。帰りはどうかな。

言いたいことを言えて、聴きながら進められるといいなあ。

 

結局「目線かな」という可能性もありながら。

「目線によって承認すること」が苦手である。

 

内側から飛んでくるライフルを恐れずに、外側で起こっていることをしょうがないと思いながら、「平常心」でやっていくしかないのだろうな。

 

「冷諦」

 

これだけは、忘れずにいこう。

 

 

帰り。

も、体は軽いな。

思ったよりも、良いスタートを切れたと思う。

なんだろうな。クラスの子たちから友好を感じた。友好的だったと思う。声かな。声が明るかった。

友だちの「静かにしてー」がめっちゃ通ってたな。これは、話そうとする友だちも、私も嬉しいよな。よかった、よかった。

 

ほんのりな感じで学べて、授業ができたなあと思えているのもよい。

 

出だし好調である。

 

ブロンズの1日(だか3日だか)と言われる3学期明けに何を伝えようか迷っていた。

けど、言いたいことが言えたと思えた。

 

  1. コロナのこと
  2. 学校教育目標に関連づけて振り返りをしていこうということ
  3. 得意と苦手があるから、全員で力を合わせてできるようになっていこうということ

 

時間がない中で、これだと若干即興だけど、絞って話せてよかった。やりたいことをやるためのことは言っているし、布石になることも言えている。なんだかんだ、自分のしたいこと、考えていることは口をついて出てくれてよい。

 

あと、あれだな。

少し離れて、また「正常な距離(?)感」に感覚を戻して子どもに会えるっていいなあ、と思った。「目線」にも通ずるけれど、なんだか、フラットに見られそうだ。もう一回、メタしながら教室を見てみよう。

 

出来上がっていた、関わりに巻き込まれないで、やり取りができるなあと思う。不思議だ。子を子として観れるというか、一人ひとり違うよねと歴然として見えるというか。この仕切り直しの効果は大事にした方がいいな。

 

あと、あれだ。

2学期に書かせたのと同じ紙に目標を書かせたらみんな書きっぷりが良くなったたんだよな。「なんも成長させてられん」と思っていたけど、そんなことないことに「おっ」と救われているかな。

 

こんなん、えらいビリーフや。子どもは勝手にだって成長するというのに。

 

必要だと思うことにコストをかけたい。コストをかけられる人でいたい。ぬーん。

177:牛歩だな

あれやこれやと考え続けて、12日が過ぎたが、特段脳みそがピンと来ることがなかった。

 

一昨日から、kindleで本を読み漁る(定期)みたいなのがあり。

自分の不安の一部に巡り合って、「ああ、これにモヤモヤしていたのかな」と思いもする。

 

その解決を「今にフォーカスする」って時と、「いやなんとかせねばと食らいつく」って時とがある。

 

この本。

上級国民/下級国民(小学館新書)

上級国民/下級国民(小学館新書)

  • 作者:橘玲
  • 発売日: 2019/08/01
  • メディア: Kindle
 

「あとがき」に書かれていることがフィットした。

 

概ね、格差のトップにいるのは、エンジニア路線かエンタメ路線かということだった。

 

学校の先生への見方もそこに当てはまると思った。

 

そもそも、教師は子どもたちにとって、そんなにはなりたいものではなく、その影響には限度があるのだろうな、と思った。

 

「エンタメっ気」のある先生が、インフルエンサーとして目立っているのだろうな、と思った。

 

もちろん両輪の人もいる。

 

「弁が立つ」とか「パワー」とかっていうのもあるかな。

 

こうした視点でもって、お互いをトリミングし合っているとぶつかるのだろうなあ。

 

野中先生は、教師を「聖職者、労働者、専門職」と捉える目があって、各々が競り合っているというようなことを本に書いていた。

困難な現場を生き抜く教師の仕事術

困難な現場を生き抜く教師の仕事術

  • 作者:野中 信行
  • 発売日: 2004/01/01
  • メディア: 単行本
 

 

 

その比重の違いやそもそもの捉え方の違いが、エンジニアかエンタメかと関連するのだろうな。

 

「預かり所」の機能と「教科教育」の機能の比重も関連しているかもしれない。

 

それがまとまって、「学校って?」という思いになっていく。

 

赤坂先生は、「強い願い」の大切さを本で訴えていた。その「強い願い」がスタンスになっていく。

「学校とは◯◯である」。これを、「強い願い」として掲げられる教師は「パワー」のある指導ができる。これが「権力」を振りかざすような、押しの指導になると詰む。

 

「社会では通用しない!」とか「大人になったら困る!」というのがたとえ真実だとしても、この言葉を大声で叫ぶだけでは通用しなくなっているし、そういう先生は淘汰される時代になっている(当たり前か)。

 

勉強していくしかない。

「勉強させていただきます」「勉強になります」と言うことではなくて、自分の生き様(振る舞い)を変えるような出会いと学びがいる。

 

それは、「環境を変える」ということかもしれない。

 

寝たのは0:30だった。最悪。

 

176:1月3日

タスクがあって、少し仕事場へ行く。

 

なんだかんだ3Hやってしまった。

教室がきれいになってよかった。

 

新たな取り組みの準備もした。

仕事をしやすくしたい。

 

すべて、紙との戦いである。ぬー。

2020年が終わる:享受:7点

なんでもない羅列

あと6時間で年が明ける。

7は、今年を10段階で評価するとって数字。結構良い年でした。

 

振り返りはこんな風にしました。

 

2020年は。

 

ここ二日間で、家に溜まっていた書類をようやくスキャンしきって、部屋が少しマシになった。引っ越しをした3年前に終えたかったことだ。ようやく。

 

去年はドタバタと年末になった。年が切り替わることよりも、家族が増えたことの方が脳内を占めていて、あまり記憶がない。

 

そして、とても良い一年だったと思う。「偶然」の積み重ねで、全く予想通りでない、予定通りでもない、一年を生きたと思う。

 

本当はもっと懸念を抱かなければならないのかもしれないけれど、頭がそういう風には働かないや。

 

目の前のことを一つ一つ終わらせていくしかないなあ。そういう意味では、余裕がないってことだろうな。本当に丁度頑張れたというか、これ以上は大変だったし、これ以下では頑張ってなさすぎと思っちゃうような。その丁度よさってところで、良い一年だった。

 

来年度こそが、また成長やチャレンジのいる年になると思う。でも、自分はとても自分になってきていて、右往左往ではなくて、その通常営業な自分を毎年生み出して仕事を楽しみたい。

 

今年のテーマは「熱願冷諦」

今年は「熱願冷諦」だった。

 

自分にとっての熱い願いってなんだろう。と冷めた視点で何度も思い返してしまった。そういう意味では、よい四字熟語だった。

 

結局、一言で語れるような強い願いはないかもしれない。今はあえて言葉にしていないかもしれない。でも、振る舞いには如実に出ているのかもしれない。「自分ではないって思っている」というところが、どこかポリシーも関係しているようなところがあるのかもしれない。

 

そして、気をつけたいことを、それこそ来年の四字熟語にあてようと思う。

 

今の私に足りないのは、学級スタートの時にある程度のシステムとルールを示しきれていないところにあると思った。それができれば、たぶん気持ちよく一年が進められる。今のままでも十分気持ち良いわけだけど、さらにそこは自分も成長して、高めたいところ。

それだけで、「学校は楽しい」と思える度合いが上がると思う。

 

あとは各教科のオリエンテーションをもう少しやってもいいだろうな。音楽はこれを鍛えるよ、楽しむよ。体育はあーだよ、こーだよ、と。

 

享受

いろいろと振り返って、今年は「自分でいて」、いただいた反応を受け取っていることが多かったように思った。

 

そして、自分でいることを許せるようになったように思う。

 

新年に掲げていることと全然デタラメなのだけれど、それもまた、自分らしい。もはや、仕方ないなあ。

 

【コーヒーを飲む】

14時までなら飲もうと思って飲んでいる

 

【家でお酒を飲まない】

途中でビールの値段が変わって、一時解禁してしまった。また、ノンアルに戻している。

 

【本を買わない】

いや、買いまくりでした……

 

【字をきちっと書かせることを基本とする】

日記指導を頑張った

 

【振る舞いで気をつけること】

  1. 感謝できる子どもを育てたい→というより、人を助ける子が育ってしまった
  2. 悪く言わないではなく、悪く思いすらしない→どの人もなるべく愛せたと思う
  3. 丁寧に断る→したくないことはしないでいられたかな。
  4. 話の進まない笑いをとらない→ダメだ。最悪。そういう芸風だわ。控えはしたけど。

 

そんな上手くいかなさも含めて、自分を受け容れた2020年。

 

2021年も3つくらい何かを掲げてやってみよう。いよいよ完結の年である。

 

今年の印象に残った本たち

今年はあまり本を読んでいないかも。

 

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

「ふつうの子」なんて、どこにもいない

  • 作者:木村 泰子
  • 発売日: 2019/07/17
  • メディア: 単行本
 

座右の書かも。癒されるし、自分の目を正せる。

 

耳ざわりの良い言葉たち。ジョイニングやリフレーミングの項が大変有用。

 

これによって、夜中から解放された。読まなきゃ生殺与奪状態で仕事がもっと辛かった。

 

今年最後の一冊。「生きづらさ」について書かれており、正体も明かされ刺さった。

 

素晴らしい逆説。その通りと思う。「眺める」大切さを教わった。

 

今年のシンボルの一つで「観念」に関しての最初1冊である。人は美しくない心で、他者を穿った見方をし、蹴躓いているのである。他者からどう見られているかと同じように、他者をどう見ているかを変えられれば、世界は一新する。

 

伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書)
 

上2冊は、「自分であること」への賞賛が温かい。「自分を生きる」ことを思い出したい時に読みたい手元に置いておきたい本。

 

指示は1回

指示は1回

 

来年もお世話になりたい本。

 

困難な現場を生き抜く教師の仕事術

困難な現場を生き抜く教師の仕事術

  • 作者:野中 信行
  • 発売日: 2004/01/01
  • メディア: 単行本
 

野中先生の本で一番よかった。

 

新版 授業の腕を上げる法則 (学芸みらい教育新書 1)
 

今年は向山さんやTOSSの本もよく読んだ。もう少しインストールしていきたい。

 

では、また来年。おやすみなさい。



 

 

あーとにかく「哲学対話」をやっていきたい!

174|開くまで分からないことを頭の中で右往左往させたところで&PBS

そういえば。

 

不安を頭の中で巡らせることが減ったような気がするな。むやみやたらに最悪を膨らませることへの耐性ができたかもしれない。

 

それは、思った以上にどうすることもできないし、思った以上になるようになるしかないと知ったからかもしれない。

 

電車の車内でしゃがむ学生を見て、昔はちょっとでもしゃがんでいたいぐらい疲れていたこともあったなあと回想する。

 

今は、よりよいパフォーマンスがしたいという疲れでしかない。目が回るほど疲れることもない。年間をコンスタントに走ろうという意識があるから、というのもある。

 

そして、時間はかかるものの、対応は終わる。

 

そこには、祝福しかない。

 

お陰様である。

 

今日最大にきつかったのは、時間制限付き本日解決!でなければならなかったところである。

 

精神安定のために、朝のうちに行動のチャート(分岐?)を、つくっておいたのがよかった。あれして、これして、もしこうだったらこうしてをパターンにしていたので、時間制限に対応できた。まったく。

 

ー「おみせやさんごっこ」がおもしろいっ!ー

売れる店、売れない店とある。

CMを討たせること、あるお店限定チケットの配布、サービス券の配布等で、売り買いを活性し、売り切れを作ることができた。バラマキ政策である。

需要が強くて、消費できる財があれば、勝手に消費は起こる。

 

ー時間を守らせることについてー

一度目でシメて、次からでなく、「すぐに」と

出だしで凄むことが大事なのかもしれない。

ただ、自分も守れないことがあるから、強く出られない。しよーもないやつで、面目ない。

 

PBS(ポジティブ行動支援)ー

PBSが気になっている。

「ポジティブ行動支援」ということらしい。

アドラーやブリーフよりも、積極的介入や具体的な変化を提供する方法だと見える。

応用行動分析学が背景にあるのだから当然である。

そして、それは当然、周囲のための、ではなく、当事者のQOLの向上を目指すという寄り添ったものであり、実に包摂的な変化の提案ということになるだろう。もちろんこれが、最高とか最善とかそういうことではなく、たとえば、保護者に何かを促す時や示唆を伝えるときの手札の一つとしてあってもいいな、と思った。その子に合った環境改装のようなことを、パッケージされた手順で見直しながら取り組めるのはなかなか有用だろう。飛びつきたくなる感じにできているのか、飛びつくべきなのかは別として、すがるでもなく知ってみたい感じだ。

 

173|終わることと始まること

一喜一憂からの脱出。

 

長い目。

 

浮き沈みはある。

「瞬間ばかりを捉えると人生はネガティヴである」とも言えるかもしれない。

 

なんでも、喜びの感動は長続きしないらしい。テニスのグランドスラムの高揚がその日のうちに終わってしまうというのをいつか本で見た。

 

というわけで、いろいろの終わり。というわけで、歓喜。しかし、終わらないこともある。

 

どの子もいい子である。にもかかわらず、トラブったり、怪我をしたりする。

 

あーあ、である。

それでも、そこから学ぶしかない。

そうならないために「あーする、こーする」もあるかもしれないけれど、学んで変わっていくしかない。

 

いちいち泣くのか。

いちいち嘆くのか。

いちいち不満をもつのか。

 

それを超えていく。

 

忘れても、落としても、その時不快でも、許せないと思っても、また次へ。明日へと。

 

今日は16:30帰りである。

預かりの子にちょうど門の外で遭遇した。

オレも16:30帰りしちゃった。と軽口。

礼儀正しい子だった。自分もこっち渡ってこっちです。と。担任の話を聞いた。嬉しそうだった。素晴らしいよなあ。

 

過ぎていく。終わっていく。

そうした中で、また始まっているものがある。

明日は、そこから始める。