かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

失敗のカバーのためにしたこと

失敗を打ち明けるって大事だなって「ハピペン」です。

それをカバーすると失敗の思い出って変わるしね。

 

さて、失敗のカバーのためにできることをしたって話。

 

どんな失敗か

午前中に行事があって、その後の片付けの担当を分担していなかったため、体育館にピアノが残る。

そのまま、5Hに体育をさせることになってしまう。結局、6Hに6年生たちが片付けてくれる。

「あーまずい……」

1.謝る

これは当たり前。光速で謝る。

2.改善する

またしてものヒューマンエラーが起こらないように、改善策を考えて実行します。

今回は、単純に職員会議の資料に「片付けについて」の文言を入れた。

3.恩返しを考える

5Hのクラスの子どもたちに伸び伸び体育をさせられなかった。

6Hのクラスの子どもたちの授業時間を奪った。

この申し訳なさが土・日中ずっと頭の中をぐるぐるした。

・学級文庫を一つ渡すのはどうだろう?:でも、謝るのに「物」ってなんか大人くさいよな。

ちょうどこの記事を見たのもあって……。

zuuonline.com

・時間を使おう!

という思いに行きつく。空き時間、T2として入れてもらおう!って。

・廊下に貼り紙をして感謝を伝える

これは、やった方がいい!!

 

4.失敗のおかげで生まれた価値を考える

・次のための改善になる

・つながりを感じる

失敗を受け入れられたことによって、感謝する出来事が起こることで、他のクラスの子をとても近くに感じたいという気持ちが溢れた。子どもに心を動かされるというような感じ。失敗がなければないつながりに、深い感謝が沸いた。

それも、寛容に失敗を許してくれて、それをカバーしてくれたっていう優しさから来たもの。

優しさから来るつながりってなんか心が嬉しい!

 

5.もう一度謝る

考えた恩返し作戦を伝えるために、もう一度謝る。「あの日は本当に申し訳ありませんでした」。そこで「うんぬんかんぬん」と。

「めっちゃ気にするなあ!」って言われたけど「そりゃするわ!!」って言って、「分かりました(笑)」と言ってくれる。

 

6.報告

そして、グループ会で事の顛末を伝える。

「あの貼り紙だけで子どもたちすごく嬉しかったと思う」と言っていただける。

当たり前のことをしただけだから、と。6年ってそういうもんだからって。

「あれ見て嬉しそうに笑顔になっている子がいた」って。

 

「すごいな、失敗って」って思う。

 

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失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織

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