朝、目の前でバスのドアが閉まった(後方)。前の方にいって運転手さんに「すみません、お願い」ってポーズを取る。無事乗せてもらえました!「ハピペン」です。
こういう社会に潜むポジティブを集めたいね。そして、昔は、バスなんて、どこでも止めて乗せてもらえていたという話を聞いたからこそそういう行動に出られるという事実。ポジティブかつ人間らしい知識や生活経験を共有したいなあ。
さてさて【Learn my way #2】です。
前回はこんなん。
実は、前回は万全ではなかった、いろいろ会と自分が噛み合っていないと感じた。特に、ホームかアウェイか、内輪か内輪でないか、運営か参加者か、フォーマルかカジュアルかなどなど。
しかーし!前回ジャケットまで着てしまって、雨だし、体調も変だったし、変な自分すぎて辛かった!今回はそうなりたくない!と思った。
自分。とにかく、自分らしく。ありのまま。気持ちよく。そして、好きな自尊感情について話す。
結果、前回の反動もあるし、今回参加してくれたメンバーの中に旧友もおり、まんまとリミッターが外れる。
私はめちゃ心地よい。自分がしたいしゃべりをしていたという感覚がある。有り難いこと。
懸念はいくらでもある。
- 持ち時間10分弱オーバー
- 余計なノイズ(内言・くだらないたとえ)が多い
- 話が飛びまくる
- 「自分の話量>聴き手の話量」のバランス
しかし、どの懸念も、甘えに甘えて許していただいた。
会に心理士さんかソーシャルワーカーさんがほしいところ。
あとは年代の幅。いい感じに増えたらいいのだけどなあ。
今回感じた実りを3つだけ話そう。
これが「自律的自尊感情」ってことか!?
「自律的自尊感情」についてはこちら。
要は「ありのままの自分をよしとする」ってことだ。
そうすると「私利私欲」に突っ走ってひどいことにならないか?ってのが懸念なのだけれど、「ありのまま」を肯定された経験があれば、どうしようもない方に「ありのまま」が働いてしまうことはないのだと思う。
『自尊感情革命』の中でも言われているが、できるだけ早く「自律的自尊感情」を高めることに着手した方がいい。どうしてかというと、2歳のときにありのままを体験させてやり「自律的自尊感情」を高めてやることと、14歳のときにありのままを体験させてやることでは、リスクの大きさが違うからだ。どちらも同じ「ありのままを体験」するということにも関わらず、懸念の大きさが変わる。
この話は「Learn my way」の趣旨にもつながる。
「Learn my way」は「自分の『在り方』を学ぶ」ということ。
その中に「自分のありのままとは何か?」も含まれるだろう。
「在り方」を探ることは、「自尊感情」を高めることにアクセスできる可能性があるのだ。
そして、私は、発表の内容はさておき、今回「自分がやりたいようにして伝える」ということができた。
実はというか「抑圧」と「排除」の傷を背負っていると自分では感じていて、「表現」と「つながり」には課題があると思っている。
自分にとって、これまた実は「Learn my way」は、その両方を補える会だ。
「表現」もさせてもらえて、フィードバックもあって、ブラッシュアップもできる。
かつ、多用な「つながり」も得られる(今後さらに拡充するはずだ)。
こうして振り返ってみると「Learn my way」という会そのものが「私の道そのもの」だということに気付かされる。
出会うべくして、出会た集合体のような、未知の生物やもう一人の自分、ドッペルゲンガーのような存在だなと感じる。付き合っていきたいし、付き合うべき存在なように感じられる。
そして、その「ありのまま」の自分に「イイネ!」を出してくれる人たちがいる。
「自律的自尊感情」を高めるには、おそらく
- 本心を出せるってこと
- それを癒されるってこと
が条件だ。
そして、その人の「本当」は、そこから始まる。
そして、そもそも、それがなければ人は生きられない。
「つながり」の心地よさ感じた
今回の会は本当に面白いもので「最新の友人」と「旧友のmix」。この二人が同じ場にいて、その間にいるような自分。自分の感覚、自分の中身が一番イノベーションしてたかもしれない。最前の承認と長距離からやってきた承認、その両方を感じられたのが嬉しかった。サイゼリヤで話していて少し泣きそうだったくらいに。
「みんな『ハピペン』はそういうもんだってもう分かってる」
「持続可能のためには『ハピペン』にこそ楽しいって思ってもらいたい」
などなど。金言をたくさん投げ込まれた。そりゃ泣ける。こうした言葉を、この二人が揃って投げかけてくれるってのは、よくある映画の特別なコラボレーションみたいな感じにやっぱり、年末特番スペシャル的な感じだったかもしれない。
本当に面白い。友人ってのはつながってさえいれば、10年越しでもっと笑えることがあるんだ。また10年先、もう一人仲間が増えていたり、仲間の仲間が増えたり、「ありのまま」を愛し合える仲間が増えているかもしれない。気兼ねなさ、何気なさ、良い意味で遠慮なさ、これは安心が前提になるけれど、本当に「つながり」から生まれた「つながり」が心地よい。
とりあえず、恐るべきザッカーバーグとだけ言っておこう(Learn my wayは全くface book使ってないけどね)。
〇友人がシェアしてくれた「ザッカーバーグのスピーチ」〇
【UPDATE】ザッカーバーグのハーバード卒業式スピーチが感動的だったので日本語訳した。
「直観型」の自分をもっと生かしたい
唐突だけど、これまで、たくさん人を傷つけてきた。ネガティブはその報いだ。自分なんてその何億倍も不幸になってしまえと時折思う。
そうした、悲観から生まれている臆病な自分、幼少のころとmixして強まっているより臆病な自分なんかがいる。
無鉄砲でいたころの自分は、土足で他者に入り込む。というか他者を踏みつけるくらいしていただろうと思う。だからなかなか、「表現」することに自信を持てない。
それでも、意見を参考にしようとしてくれる人々がいて嬉しい。心から嬉しい。おかげで「こんな自分でもなんとか活かしたい」と明るいことを考えられる。
もうこれは、癖でしかないのだけれど、人によって私の話は「なんか話ややこしくしてない?」って感じる人もいると思う(いや、むしろほとんどがそうだろう。そりゃそうだ)。
でもでも、それでもいいと思う。思いたい。
そういう人もいる。いろんな人がいる。
「私は、これ合わないなあ」
「私は、この人違うなあ」
その収穫も学びである(いいわけです)。そして、もしよければ「そこを寄せ合えるところ」に「真の学び」はあると思う。お互いがコンフォートゾーンに出ていくようなイメージだ。
『フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 (PHPビジネス新書)』より。
「私からあなたへ、あなたから私へ。」お互いのストレッチゾーンが重なったところに、「まだ見ない自分=成長した自分」に出合えるってのがあると思う。
何が言いたいかというと「あなたが受け取りやすいように表現を改め、より伝えられるように頑張りたいし、そうなりたいので『ダメ出ししてね』」ってことです。
ストレッチゾーンを重ねていくためにも「共創型対話」について、これもどこかの回でアウトプットさせてもらいたいなあ(やっぱりそうすると自分にとって知識が定着しやすい)。
そう、それでね、言いたいのは、自分を活かしたいからこそ、確かな知識を得たいと思っているってことだ。
「ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか? 文庫 (上)(下)セット」に、専門家の直観は当たりやすいといったことが書かれていた。その理由は「確かな知識」と「これまでの経験」によって裏付けがあるからだそうだ。
そう考えると、「直観型」の人は「確かな知識」が必要になる。そう思って、感じやイメージだけではなく、「知識」のインプットを意識してきた。
それが、「Learn my way」では、いくらか役にたっているようで嬉しい。
自分は「直観型」なのだ、ということ感じている最近なので、そこを活かすためにも、より精選は必要になるだろうけど、知識を入れていきたい。
「自尊感情」もう一丁は行くぜ!って思っている。
もう一つ言葉を紹介しておこう「知識のない愛は力にならない」。
これは『発達障害と向き合う (幻冬舎ルネッサンス新書 た-6-1)』にある言葉。
「直観」を活かすために、知識が不可欠なことを確信する。
こんな本も気になっている。
『信頼の構造』。とてつもないタイトルの本だ。
1990年代終わりの本。こちらはデータについてが強いらしい。
結論が読み物的に書かれている方がこちらだそう。
日本の「安心」はなぜ、消えたのか―社会心理学から見た現代日本の問題点
- 作者: 山岸俊男
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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私はこちらを購入した。目次を見ると「信頼社会のつくり方」という項目がある。18年前である。こういうのを見つけるとわくわくが止まらない。まだまだ知らなければならないことがあると思ってしまう。
シェアするのが楽しいから、これも読んで、お話できたらいいなあと思う。
あと、好きな哲学について、ぶつけ合う回もほしいなあ。
そんな「Learn my way」。どっぷり自分について語らせてもらってしまったが、参画してくださる皆様がいなかったら、こんな「快」は一切経験できておりません。
常にわくわくを更新できるように、これからも頑張って参ります。
「今、そこにいること。最高級にリスペクト!君が隣にいること完全肯定!」
今回も!ありがとうございました!!
そして、忘れてはならないのは、耐え忍んでくれている、私の周囲の人だ。土日学びに出るってことは、本当にかけがえのないことで、当たり前のことではない。
辛抱強く発想を転換してくれるパートナーに感謝したい。私が与えられないから『ハピペン』が外に行くのは当たり前。そんな風に自分を省みられる存在が身近にいることを誇り思う。まったく潔い。感謝しております。