DARSの白を一気喰い「ハピペン」です。ええ!ホワイトチョコレートファンですよ!
いよいよ!
いよいよ!!
折り紙で作ったものをプレゼントするお店が開店!
昨日は、開店初日!!
20人くらいの子どもがご来店!
みんなお店で折り紙の作品をもらって笑顔で喜んで教室に帰っていった。
そのクラスの先生に教室に戻ってきてすぐに連絡帳袋に入れていた、とも聞いた。
しかも、来てくれた子の中には「私も働きたい」と一人バイトが増える。そして「僕も」とまた一人。「私もお手伝いできますか」とまた一人。異学年だらけのお店ができていく。
他に仲間も一人、案内で協力してくれている。
何もかもそのお店があるから生まれたコミュケーション!実に素晴らしい!純数に楽しい!
お店をやる曜日や何個あげるかなど設定、ポスターづくり、看板づくり、営業中の札等々、ほとんどの用意を子ども自身で行えた。
用意しているときに、子どもが「お店をやるって大変ですね」と言っていた。
そういう経験知すごくいいぞ!!
何のためにやるかの説明で「もらった人に笑顔になってもらうため」とも言っていて、素晴らしい動機。そしてそれを実際に味わっている。
私としては「接客スキルを意識させて他者ベースで考える練習」をさせたかった。
- 言葉の言い方
- 動作
- スマイル
等々、これは、また考えさせ改善させたい。
さらに、「作り方も教えたい」と言ったことから、なんと、来週月曜はワークショップもやる。
そのためには教え方も準備する必要がある。そこにも大きな学びがあるだろう。
いやあ、月曜に何気なく貼ったポスターだったけど、狙い通り低学年の子たちが見てくれていた。次の日落し物入れに入れられてて貼り直したけど。
協力してた仲間も「大繁盛だ!」と言って嬉しそうだった。
「学校に少しでも彩りを添えようと何かすれば何かが変わるのだ!」と実感した。
もちろん!あらゆるところの了解は得ていないぜ!!
お店をやっていいか?と聞けば止められる可能性もある。安全等々の配慮は大前提でするとして、注意されたら変えればいい。今回は「まずやる」で行ってみた。
結果、大人たちの反応も悪くなかった。
発足者である店長を前々から知っている先生も、委員会で意見を言う様子を見て「生き生きしてる。そういう活動も通して自信をもてているようで良かった。」と言ってくれた。
以前は意見なんて言わず突っ伏していたそうだから。
これまで蒔いた種が実りはじめて回収が進んでいる。ぎりぎり終業式1週間前に適ってよかったぜ!
いやあ、振り返りながら、やっぱり本当にいい活動だなあと浸ってしまうなあ。
来てくれた人にありがとうって言われて、来てくれたからこっちもありがとうと言って、自然に笑顔になれる活動ってそんなないんだよね。授業だとお膳立てしちゃってるし。
自尊感情を上げるための包囲網、戦略ってのこういう余剰に秘訣があるのかもしれない。自主性と言われるような。
繰り返しになるが、店長自身の心得も素晴らしい。そもそも幸せを届けたいと言っているし。
そして、実際に学校に笑顔を増やしているし、余暇を充実させようとしてワークまで開くし、雇用まで生んで居場所までつくり出すし。
ここまで来たら、登校しぶり気味だったことのあるその子も、学校に来たくなくなるわけがないよなあ。楽しいもの。
言い過ぎれば学校リフォーム。
もちろん特別支援がピンポイントフィッティングな教育課程だからできるんだよ、とか言われてしまうかもしれない。
ならば、そう使ったらいいじゃない、カリマネで!と思う。めちゃ開いたよ特別支援学級を!!
当然、そのための、アンテナはいるかもしれない。その子がクレープ屋になりたいと言っていたから、そもそもはクレープ屋をやろうと画策はしていた。その「身につけさせたいこと」があるから、ふとその子が値段をつけて折り紙を並べ始めたときに声をかけられた。
「それ本当に売りたい?」
「えっ、どういうことですか?」
「売るって、お金を持ってきてってことじゃなくて、ごっこであげるってことかもしれないけど、誰かにあげて喜ばせたい?」
「はい!あげたいです!」
「じゃあ、本当にお店開く?」
「どこにですか?」
「それは、自由でいいよどこでも。まあ、とりあえずお店やるとして、やるってどう伝えようか?」
「ポスターを描きます!」
から始まった。
蒔いた種がちゃんと芽を出して実ってとにかく嬉しい。包囲網的に蒔いた種がどう育つか心配だったが、無事に根を張り巡らせてどうやら包囲できているようだ。
お店の作り方
- 売るものを決める
- 売るものを用意する
- どうやって用意するかも考える
- 場所を決める
- ポスターで案内を出す
- 看板で場所を分かりやすくする
- 先生を味方につける
教師側の準備物として
- 勢い
- 時数
- やる気にさせる策
- やる気を持続させる策
以上。