かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

中学に向けて必要なこと

「仮想通貨」と「宇宙開発」でポカーンな「ハピペン」です。

 

昨日は、小中交流会でした。

中学の先生ともお話。

 

中学に入って大切になるのは、【就労に必要な学びを得ること】【3年間安心して落ち着いて過ごすこと】と聞いた。

 

小学校でも同じ考えだと思うが、教師によって違う。

「学習」ができることを目指した指導に傾きがちである。

 

落ち着いて学習させることを大切にしている支援の先生がいたら、これらの本を読むと大変参考になると思う。

 

 

中学に入ると、次なる進学もそうだが【就労に向かって】という意識が強まるという話から、学習とコミュニケーションについて。

 

学習について 

大切なキーワードは「定着」。

特に「お金」や「時間」など生活に根ざしたものを重視するとのことだった。

当然だが、学校では、教科書的なことができないことを否定的にとらえがちなこともあるので、気を付けたい。そこの自信を奪うよりも、必要だと思われることを身に着けさせる必要がある。

 

以前、支援学校の先生には「できる限り、将来を見越して、エラーレスラーニングであること」も大切と教わったことを思い出した。

 

ある教室に行くとする。

「あなたは、誰ですか?」と聞かれるとする。

それだけで、その教室が何を教えようとしているか見えるところがあるとおっしゃっていた。

国語的には間違っていない問い方。

 

しかし、なるべく最初を大切に、エラーレスでいくなら、「どちら様ですか?」を日常で使っていて浸透させた方がいいのではないか、という話だった。

 

大事なのは国語の問題に答えられることではなくて、必要なコミュニケーションができることなのだ。この辺りも必要な学習を考えるヒントになる。

 

コミュニケーションについて

  • 素直に従う
  • 分からないことは聴く
  • 嘘をつかない

 などが大切になること。

上の本にも書かれているが、障害特性によってクビになることは少なくても「人として基本的なこと」ができていないとクビになる可能性はある。

「あいさつ」もよく言われるけれど、やらされるではなく、自然なものとしてポジティブにできるようにさせてあげたい。

 

高卒がほしい人や、大卒がほしい人は、早めに相談しておいた方がいいですね。

 

普通高校という進学もなくはないケースではある。

 

よりリアリティのある話で、高等部の先生から教えてもらったことがある。

 

たとえば、作業所。よくて利用者5人に監督1人、普通は10人に1人とのこと。だから、マンツーの個人対応で学習させることは、懸念事項ではある。誰かがいないと出来ない体質は、後々その子のためにならない可能性がある。

 

また、当該学年の教科書を少しでもやれそうなものはやること。高等部での話だが、たとえば三平方の定理をやる。なぜ、やるのか?と時に疑問をもたれることがあるらしい。しかし「やったけど忘れてしまった」はバカにされないが、やったことない・分からないであると、バカにされることがあるとのこと。

「やったけど、聞いたことあるけど、忘れてしまった」と答えられた方がよいという話。

 

一次情報って大事だなあと改めて思わされる。

 

交流した中学の先生が素敵なことをぼそっと言った。

 

視点を共有できる同志を大切に。

共有できない人も巻き込んで、子どもの未来を育めるといい。