あったりめーよ!「ハピペン」です。
教師の武器は「ピストル」ではないー
誰もが知っていることー
「ピストル」が武器だったらー
指示は全部ー「やれ。」カチャ
かもねーーー
強いー
強すぎる武器ーーー
じゃあ他の武器はーーー?
結局ーーー「表情」と「言葉」が武器ですーーー
昨日は、月一の市内のローカルな学び場へ行ってきましたー。
「表情」をコントロールしているか?
自分が理想的な笑顔をしているか、コントロールできているか。
鏡で練習せよ!
という話。
その理由は単純な方程式。
先生がニコニコしているクラス=児童生徒の安心感
他にも、
- 自分をほめる練習(自分に伝わる誉め方を出来ない人が他人に伝わる誉め方をできるか)
- 自分にありがとうを言う練習(自分にありがとうを言えない人が他人に伝わるありがとうを言えるか)
など。練習事案満載。
特に、表情について面白い話を聞いた。
真顔か怒っている顔の先生多くない?って話だ。
もし真顔と怒った顔の二種類が基本の顔の先生の場合、子どもたちが相応しくないことを止める場合。
真顔(通常営業)→怒った顔
まで止めないということが起こるかもしれない。
もし、
笑顔(通常営業)→真顔→怒った顔
の三段階あったら、
笑顔→真顔
で止めるべきことに気付かせ、止めたら笑顔に戻して「よく自分で気づいたね」と言えるかもしれない。
笑顔の練習。子どものためにそこまでコントロールできたら、すごいと思う。
本当にその話をしてくれた先生の笑顔と言葉かけは大人もくすぐられるようなパワーがある。
私もその表情を少しでもやれたらと思う。
「言葉」にエネルギーを込めているか?
言葉にエネルギーを込める。
「はい、すいません。エネルギー込めてないでした。」
持ち帰りたい人は持ち帰って。
分かってくれる人が分かってくれればいい。
そんな甘え満載のこのブログ。
「声にパワーのない先生が多い」とその先生はおっしゃっていた。
「届ける意識をもつこと」
たとえば、私たちが満員電車で顔の近くに顔があったとき、意識しないように感覚をoffるということがあると思う。
「offる」と表現されていたのでそのまま使うが。
子どもも話を聞いていて感覚をoffるときがあるという。
だから、聞いていると聞いていないの違いをなんとなくを感じ取っておいて、伝わるように言葉にエネルギーを込めること。
その具体は、ありがちなのだが、「変化」であり、抑揚など変化をつけることで、offった状態から戻せる可能性がある。
特に、みなさん知っていることと思うが、子どもは大きい声よりも小さい声の方が聞こうとする。
「小さい」は、わりと大切なキーワードだと言っていた。
そして、このoffっているって話は結構面白くて、offっているときに何か、立たせたり、対話をさせたり変化を入れることで、また集中を取り戻せることが多いという。
その刺激の調整こそ「特別支援教育」だという話も聞いた。
あと「目線」の話。
子どもは何かする前に「目」が何かしようとしているという。
行動が起こってから咎めるのではなく、目線を見ておいて、求める刺激をカバーしてあげると安心すると言っていた。
たとえば、立ち歩き行動は、安心するための行動、落ち着くための行動な可能性がある(たとえば座ってじっとしていることでのセロトニンの減少→出そう→動いて落ち着こう。など)。
なのに先生は落ち着きなさいという矛盾があって面白いのだが、目を見ていると求めているものが分かるそう。
たとえば、廊下に出るとする。
目線が「先生→外に出る」だとすると、かまってほしいという可能性が高いと言う。できたら持ってきてと言って、よしよし頭をなでたりちょっとくすぐったりするといいかもしれないとのこと。
目線が「ドア→外に出る」だとすると、その場が辛い可能性が高いという。内容か環境の刺激か調整がいるとのこと。
子どもたちがより安心する方法まだいくらでもある。知ろうとして知る必要がある。
自分なんて本当にまだまだまだまだだと思うべきだ。
仕事は、ぜーんぜんありのままじゃダメだ
まだまだいくらでも、変身できる。
— ハピペン(happypenguin) (@kn_penguin) 2018年2月16日
もっと失敗しよう!
もっと恥かこう!
もっと情けなくなろう!
がんばる。
紹介された本
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