木曜はデッドラインだらけだったのだけれど、もう帰れる!?ハピペンです。
子どもたちがやってほしい活動をやってくれるだけで、生産性が上がる。
自分から「手伝っていい?」っていう子が増えた。
相手意識が昨日から急激に増した感がある。
とび箱の片付けのおかげかもしれない。
甘えんぼを駆り立てられているのかもしれない。
ぼやぼやだらだらしている子が減った。
全員ノートが出るようになった。
嬉しい。
この「全員」っていうのがすごく嬉しい。
成員になり始めて「自分もやろう」って気が少し感じられるよう。
Bさんが自分から国語も算数もノートを出していた。
【Bさんの話】
これが「仲間と感じられる」ってことなのかもしれない。
自分自身が毎日の振り返りや、「なぜだろう?」と考えることでいろいろ見えてきていることもある。
水曜の体育(中)が、リズムを狂わすんだなあとか。
そのバッファ(コトとコトの間の調整時間)の取り方が分からなくて私が混乱し、子どもも付いていけず、私はなぜ付いていけないのか分からず、イライラするのだった。
あと、ひき算のくり下がりのあるひっ算で、「オレはこれの方がやりやすい!」と大声で言ってくれた子がいた。いつもは、注意されがちな子だ。暗算で良い派の子と、「でもオレは使う!」と言い張ってくれていてよかった。
「『これの方がやりやすい!』そう!そのために教えたんだ!」と嬉しくなった。
それを感じてくれたなら、もう言うことはないっ!!(笑)
思ったことを書くのに『かたばみ』についての絵本を読み聞かせして書かせた。
これは、当たった。
やっぱ、自分が「やりたい!」ってことをやるのもホント大事だ。
あと、プロジェクトがめちゃ盛り上がっている(係が空気すぎるのがマズイ)。
自分からクラスでクラスに何かしたいという気持ちが、すべてそこに注ぎ込まれている感じ。
そういえば「もう掃除当番いらないんじゃない?」と一人の子が言った。
「どうして?」と聞くと、
「気づいた人がやればいい」とのこと。
もうそこまで自治すりゃいいじゃん!って気になっている子がいることにちょっと驚いた。
「一人ひとりに同じ力をモデル」だとそうはいかないかもしれない。
けれど「目的」に向かっていくこと、共同体としてやっていくなら、できる人で力を合わせながら、やれるようにしていくのもいいと思う。
ペアトークも上手くなってきているし、すごく笑うようになった子もいるし、今は(本当に今この瞬間は)、あまり懸念がない。
もちろん、不満を抱いて、裏で何かをしている子なんかはいるのかもしれない。
目を凝らし続ける必要は当然にある。
これをパラパラと朝電車の中で読んだのも良かったように思う。
自分がきをつけなければならなことが端的に書かれていて、正そうと思えた。
この本で紹介されている教師の指導タイプは4種類あり、「指導面」と援助面」の強弱の組み合わせで4通りに分かれる。
- 「指導面」とは、目標達成や課題遂行の機能で、学習指導や生徒指導の遂行に関する機能。
- 「援助面」とは、集団維持機能で、学級内の好ましい人間関係を育成し、子どもたちの情緒の安定を促したり、学級集団自体を親和的にまとめたりする機能。
この二つの組み合わせのパターンに、集団状態も影響するとのこと。
- 指導面が強く、援助面が弱い場合、クラスは「かたさの見られる集団」になる。
- 指導面が弱く、援助面が強い場合、クラスは「ゆるみの見られる集団」となる。
- 指導面も援助面も弱い場合、クラスは「ばらばらな集団」となる。
- 指導面も援助面も強い場合、クラスは「弱いまとまりのある集団」となる。
ハピペンは2と3の懸念があった。
何かを正さなければ荒れかねない。
そこに向けて6月にYPをやろうと思っているので、その結果に応じて策を練りたい。
(この日にやろうっていて未だにやっていないのだなあ。)
あとは「先生ー」って聞かれるのが減って楽になったんだ。
「自分で」ってのが入り始めている。
本当にありがたい。
Bさんが、黒板に「する」「しない」と書いて、「するかしないか自分で選んで」と言っていて面白かった。
「はい、私の背中を見せてしまっています……。」
気をつけなくちゃ( ̄◇ ̄;)