何に注目するのか、何にコストをかけるかは重要である。
80:20の法則とは、「結果の80%は、たった20%の原因から生み出されている」という考え方です。代表的な例としては「売上の80%は、たった20%の顧客によってもたらされている」「世界の富の80%は、たった20%の富裕層が所有している」などが挙げられます。
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良い方にも、悪い方にも2割りが存在すると考えると、亜種として、「2:6:2の法則」というのもある。
あまりそういう表現をしたくないけれど、クラスの中には、
- A:私にとって手のかかる子(2)
- B:どちらでもないしどちらにでもなり得る子(6)
- C:私にとって真意を汲み取って行動してくれる子(2)
が巣食っているというわけである。
ついAにコストをかけてしまいそうなのだけれど、Bにコストを割いた方がいいということになる。もちろんCにもコストをかけないとならない。崩壊はCから起こるとされる。
A的なCもいる。手がかかって、賢い子である。ここをどう手近に置いておくかが重要である。帰りの挨拶で、眼差しを向けて目を合わせるようにしている。
Aは、どちらかというと、授業中に注目せざるを得ない子たちだ。そして、その注目をCも欲しがることで、崩壊が進む。
今日を振り返りながら、明日はCの子たちにもっと注視した方がいいな、と思った。
かつ、不適切な行動に注目するのは、今週は避けようと思う。不適切な行動は100%パートタイムである。適切な行動をしている時を狙って声をかけることにする。
今日も良いと思える一日だった。子どもたちの反応が良い。手の施しがいがありだらけである。
退勤も早かった。やはり、勢いよく復習をしなければならないということが、残業を生み出していたかな。ペースダウンと慣れと共に、授業はやりやすくなるように思う。
忘れないようにメモをしておこう。
【国語】
- スタートは、音読か文字指導にする。子どもたちがこちらに強制的になびく。余計な挨拶がいらなくなる。
- メインの内容
ポイントとして、
- 音読では、題名の横に○を書かせて、赤鉛筆で塗らせることをしよう。
- 文字指導では、モジュールや全漢字的なものを意識して、ひらがな視写や支援系のプリントをやらせたり、メインにつながる活動をさせたりする。
【算数】
- スタートは、聞いたり見せたりして参加を促す。それで、余計な挨拶をなくそうと思う。今は、入っていけるような授業づくりをしたいと思っている。繰り返し取り組んで、知識がつくようにしたい。もっぱら、いくつといくつなのだけれど。
- メインの活動。ここはまだ、ピンときていないところも少なくない。ただ、原則が大切になってくると思っている。「やり方を示せ」「やり方を決める」「最後までやり通せ」でなんとかなるのだろうと思う。も少し学んで、迷いを減らしたい。
今日の法則は
第五条
所・時・物の原則
「子どもに活動させるためには、場所と時間と物を与えよ」
というものです。
盲点。甘い所だらけです。きちんと与えられるようにしたい。