かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

【やっとできたこと】白杖を持っている人への声かけ

昨晩は気合で本を一冊読み終えた「ハピペン」です。

この本。

 これについては、まだどっかで書きたい。

 

今回は、週末、自然な感じにできた白杖を持った人への声かけの話。

 

 

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もうね、これね、83日前だってよ。なんか恥ずかしい。

心に決めたことを実践するまでの時差。どんだけ怖じてんだよ。

ねっ、底が知れるでしょ。

 

でもね、そう思っていて、だからこそ、実現できて、ハッピーだったよ。

 

やったからこそ分かったことを3つ紹介する。

 

1.声を掛けられるのはやはり迷惑ではない

今回は、ホームで電車に乗るの?どうなの?!って瞬間に声をかけた。「乗りますか?」と。「はい」と言うので「つかまります?」と尋ねると自然に白杖を持ち替えてつかまってくれた。

面白かったのは、こうした場合、電車に乗ったあとのことまでは考えていないことである。

どう切り出すかとても迷いながら、微妙な沈黙が続く(そう。だって、話さなかったら、私がまだそこにいるかも相手には伝わらない)。失礼したらいやだなあと思ったけど「どちらまでですか?」と尋ねた。なんとなく相手も緊張しているようだった。

そのあと、その人は携帯を耳に当てていた。「何を聞いていたんですか?」と聞くと「メール」と言っていた。

実際最近ポスターに声をかけましょうみたいにあるんだけど、どうですか?と聞いてみた。何を話したらいいか分からないからと言って結構つっこみすぎだと思った。だって、そんなん、迷惑とか言えないだろうよ!って。

実際は「いや、有難いですよ、嫌ではないです」と言っていた。大きな駅などでは慣れているところでも訳分からない。ごちゃごちゃしていると言っていました。

 

2.Youtuberを知っているか聞かれる

あるYoutuberを知っているか聞かれた。一応知っていた。

というか、Youtubeとか見るんだなあと思って、そりゃそうかと考え直しながらも聞いてみないと、関わってみないと知らないことってやっぱり山ほどある。当たり前にある。目が見えない人もYoutuberを見ているのだった。

 

3.実に自然に当たり前に必要なことだと感じる

まさか乗った後に、いくらかコミュニケーションが続くとは思いもしないのだけれど、前に養護学校で介助員をしたことがあって、そういった人に声をかけたいと思っていると話したら、その学校知ってます前に友達がいましたと言う。

そんな風に、人は、生きてさえいれば、どこかでつながるのだなあと思う。

そして、やっていいことだし、やった方がいいことだろうと改めて実感した。

 

不思議な数分間だった。これからも頑張ってみたいなと思う。当たり前と思えるくらいに。最初に出会えたのがその人で良かった。感謝。