かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

92日目:二学期から大切にすること【子ども編】

今日は教室を片付けながら、子どもたちの発表の動画とか、作文とか、友だちのいいところ見つけをしたものを見ていた。

 

すると、なかなか育っているような気がして嬉しい。

 

他者意識

こんなことばっかりずっと言ってんだよね。

他者意識への危惧ももう少し学びたい。

この本にそういうのが書かれていた。

道徳教育はホントに道徳的か?: 「生きづらさ」の背景を探る (どう考える?ニッポンの教育問題) (どう考える?ニッポンの教育問題)

道徳教育はホントに道徳的か?: 「生きづらさ」の背景を探る (どう考える?ニッポンの教育問題) (どう考える?ニッポンの教育問題)

 

それはさておき。

 

動画を見ていて、クラスの子が発表のときに、話しやすい雰囲気を作ろうとしていることに気づいた。

 

 

一人が「頑張れー!」と言い始めて、周りも「がんばーれ!」「がんばーれ!」とコーラをしはじめたときに、最初に「頑張れー!」と言った子が「言いづらくしちゃった、ごめん!」と言っている声が入るのである。

 

 

 

あっ、「他者意識」育ってんじゃん???

 

と少し安心した。

 

作文を見ても、教えたように「はじめ・中・終わり」で30人中28人書いている。

文字数も7月に近づくほど増えている。

 

良いところを見つけたものでは、班の子が

  • やさしい
  • 面白い
  • 勉強を教えてくれる
  • 励ましてくれる
  • よく気づく

と言う表現がたくさんあった。

 

私がたくさん「イイネ!」を出しているものに子どもたちもよく注目して感じ取ってくれている。嬉しい。

 

またさらに伸ばしていこう!と希望になった。

 

二学期から大切にするキーワード3つ

二学期から大切にしたいことをキーワード化して3つ用意したい。

 

けれど、まだ2つしかピンときていない。あと1つは、土日で見い出そう。

  1. 「今、何してる?」(メタ認知)
  2. 「本当はどうしたらいいと思う?」(子どもは常に正解を知っている)
  3. 「それは自分越えているか?」(限界突破体験)

 

今、何してる?

先日の麹町中の研修の中で、校長先生がやっていかなければならないこととして、「子どもたちがメタ認知できるようにサポートすること」と表現していたのが、とてもしっくりきた。

 

そのためのキーワードが

「今、何してる?」

である。

 

「自分が今何をしているか?」

これを考えられる脳を育てたい。

 

「漢字を書いている」

ではなく「なんて漢字?」「漢字のどの部分?」「どういう速さ?」など、ただ書くの中にもいろいろ気づけるようになったらいいなあと思っている。

 

本当はどうしたらいいと思う?

彼らは過ちを繰り返す。

 

そのとき「おい!」ってしないようにする。

 

「常に正解を知っている」彼らにきちんと問ようにする。

 

いちいち会話を交わすことは、時間がかかる。

 

それでいい。

 

「インスタントに子どもは育たない」のである。

 

その時間を掲げよー捧げよー

というイメージをもつためにも、この言葉なのである。

 

時間をかけると、子どもは育つ。

(手をかけすぎるのはNGだけども)

 

それは自分を越えているか?

「それは自分越えているか?」

これは、まだばっちりピンとはきていなくて「候補」です。

 

最近走っていています。



走るっていう些細なことなのだけれど、自分が自分を越えられている達成感は、露骨に嬉しい。

 

これを子どもにも味わってもらいたい。

 

それには

  • 「適度な目標」
  • 「適切なフィードバック」

がいる。

 

どちらも充実したとは言えなかったと思うので充実させていきたい。

 

あくまで、自分の中で自分を越えられるかを大切にする。

 

ここにフィードバックをもってくると、子どもはくじけずにやれるようになるはず。。。

 

学校で自分はアイツよりできるとか勝ち負けではなく、学校に行くと自分って育つなあって感じてもらいたい。