ざわつく。ハピペンです。
そして、18:30から21:30のセミナーに行っています。
チャレンジングが過ぎたかもしれない。
絶賛遅刻中でね。
そして
25分遅れで到着。
20:30から1Hは懇親会だったため帰った。
今日は、名刺ももっていなかった。
そして、内容的には、どこかで聞いたことのあるような話だった。
「脳神経科学」と「NVC」のミックスみたいな話。
それに、人が70人くらい集まる。
そういう時代かーと思う。
お目当てだった「前野先生」の話を少しでも聞けたのはよかった。
前野先生は、「幸福学」の先生。
一番下の本は昨日知ったのでまたどこかで読んでみたい。
「『幸福学』と『〇〇』」によって、さまざまな講演をされているのだと思う。
「幸福学」がそもそも学際的で、分野が広いのであちらこちらにひもづくのだと思う。
どのような成功にも「幸福度」は関わっており、幸福度が高いと成功しやすいとなる。
ただ、同時的な感じもする。成功と幸福について、幸福が先にあるのかは謎。
でも、意外と何が先にでもいいのかもしれない。なんであれ「幸せ」なのだから。「手段が幸せか、目的が幸せか」って話だよね。
幸福学とイノベーション
そして、幸せについて、幸福学をもとに追うのもありだと思った。ブレが減る。
幸福にかかわる4つの因子を前野先生は明らかにしている。
- やってみよう因子
- ありがとう因子
- なんとかなる因子
- ありのまま因子
この4つである。
そして、この4つがイノベーションにも関係するという話。
イノベーションを「協創」とした上で、イノベーションに必要なこととして
- 創造性
- つながり・協働
- ポジティブマインド
- 独自性
この4つを挙げていた。
そして、それぞれ
- やってみよう因子→創造性
- ありがとう因子→つながり・協働
- なんとかなる因子→ポジティブマインド
- ありのまま因子→独自性
にリンクするということ。
どれも、日常の授業や教師の責任と逆を行く結果だと思ってしまう。
- やってみよう→と言いつつも、ルールだから守れ!
- ありがとう→と言いつつも、自分のことは自分でやれ!
- なんとかなる→と言いつつも、終わらなかった残ってやれ!
- ありのまま→と言いつつ、自分勝手なことはするな!
こうした矛盾を子どもたちは生きていて、「ダブルバインド」(二重拘束)の中で、教師は権力者だからそれに恐ろしさから、指示に従い自分を適応させていく。
二重拘束とは、二つの相反する情報から行動を拘束されること。そこに三つ目のルールが加わると人は身動きができなくなる。
たとえば、イノベーティブ育てようと「先生の言うことなんて聞くな!」と言ったとする。家では「先生の言うことをちゃんと聞きなさい」と言われる。そして、ある日先生に「先生は人生の先輩なんだから、先生の話をちゃんと聞くんだよ」などと言われると、子ども思考停止する。どんな自分を生きれば安心が得られるか分からなくなるからだ。
そして、従わなくても怒鳴られたり、そうじをさせられたりするだけで、危害がないと気づいた子どもから荒れていく。
それは、上に書いたような二重拘束された違和感だらけの自己を(虚像のようなものを)生きさせようとする大人への抵抗かもしれない。
幸福を実現するなら実現してほしいわ。っちゅー話。
もう一つ面白いのを聞いた
イノベーションの通り道のようなもので、これも「ニーズ」が明らかな場合に限るそうだが、多様性のある集団からアイデアを出し、その中で賛否両論のあったものはイノベーションが起きやすい。ということだそう。
「多様性のある集団→賛否両論→イノベーション」
多様性のあるというのは、専門家だけではない。という意味も含む。
そして、5人いれば、専門家の知識から出るアイデアを越えられるとのこと。
そして、その中で「賛否両論の選択肢」にイノベーションがある。とのこと。賛否両論でないものに関しては、専門家によって判断できるが、その判断を越える「賛否両論」が重要とのこと。
そして、この賛否両論状態の「やってみなくちゃ分からない」を越えるのにも「幸せ因子」は必要になる。
学校でも
- 5人班にしようかな
- 賛否両論の意見大切にしよう
などと思った。脱古い正しさによるエセ親切。脱正解主義。ってやつで。
今回の内容はもしかしたら、この本に書かれている内容なのかもしれない。と思う。
システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」
- 作者: 前野隆司,保井俊之,白坂成功,富田欣和,石橋金徳,岩田徹,八木田寛之
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以上。