年度内で別にタイミングが決まっているわけでもないのだけれど「Re:スターーーーート!!」を掲げたくなる時がある……みたいだ。
昨年の「Re:スタート」、ずいぶん早い時期である。
どうしたって、あと4ヶ月で終わる。
何か残してあげたいなあ、なんて、強欲なお節介を発動したくなった。彼らを見込みたい。まだいける。まだやれる。
というわけで、
- クラス会議
- ジャーナル
を取り入れることにした。
どちらも手応えが悪くなかった。逆にというか、どちらもなぜ4月から取り入れなかったのだろう。と思った。それくらい、フィットしそうなというか、いいツールだと思えた。
その学校のカリキュラムがよく分かっていない中で、時数を圧迫するのが怖かったから入れたいなかったのだけれど、本当は私自身もやりたかったのだなあと思う。
あとは「ペアトーク」がある。これも入れていってもいいかなあ。
ここでクラス会議をしてみて(円になって話し合ってみて)、初めてクラスの全員がちゃんと意見をもっているということが露骨に分かった。流されずに、意志をもっているということが。
ジャーナルでは、やっぱりその時思っていること。気がついたこと。それも6年生なりのが、最初でも、一瞬の時間でも出てくる。2年生とは、また全然違う色がある。そして、テストもなのだけれど、ジャーナルもその場で見て一声返す。テストもその場で採点をして一声かけて返す。その時に直させる。そういうことができるようになってきた。
ほんと僅かずつなのだけれど、コミュニケーションを増やす。そこから、年度末への尊さにつながるような気がする。「尊さ」ってなんだよって感じだけれども。
「1on1」さを醸し出したいわけだな。
総じて、やっぱり、クラスや個人の考えを吸い上げる仕組みがいる。学級経営の担任のスタイルによるのだと思うが。たくさん舵取りをして、声を上げて子どもを操作するわけでない場合仕組みがいるのだなと思う。
そして、本当は、私のスタンスの場合はコの字に机を配置した方がいいのだなとも思う。反対に、それほどまでに、場だとか、言語以外のコミュニケーションなんかが、全体のコミュニケーションに与える影響って強いのだなとも
実感する。来年は、それでやれる気がするんだよなあ。極力そうしたいわ。あーあ。
【余談】いろいろ本が届き嬉しい。気持ちとしては、開戦前!という気分である。「自分」の戦いをする感じだ。