かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

ハピペンちの子育て

一昨日子どもが生まれた。立ち合いたかったが、立ち合えなかったってことをたまに思い出していたが、早く生まれたから、それだけ早く会えたからいいか。と思い嬉しくなった。

 

爪で顔をひっかくってことが気になったが、今日になると少し減った。

つまり、一事が万事気にしないことだ。あと、やはり泣く。

それでも、いちいち「泣き止ませよう」としないこと。泣き止ませてみようとはしてみるとして、泣き止ませるということを達成しないといけないという状況に追い込まないことだ。たとえば、泣いているのは遊びだと思うこと。

 

あと、今日は、駅ビルで、クリスマス抽選をした。最終日!って思ったらもう全部当たりは出てしまっていた(T ^ T)

参加賞10個。

ティッシュ10個。

2万5千円分やんけ!!!!

とまあ、そんな一日だった。ストレスフリーになってしまったために3時に起き、23時まで活動してしまった。目いっぱい、一日を、命を楽しんだ気がする。

 

というわけで、大体の方針が見えてきたような気がした。三日目だが、「ハピペンちの子育て」について。

 

ハピペンちの子育て

三つの標語を掲げる。

 

  1. その「個」を見る
  2. 迷って、失敗して、上手くいかなくていい、いちいち気にしない
  3. 比較的上手くいっていることを探す

 

それぞれについて書く。

 

1.その「個」を見る

選択の尊重と対話(交渉)の余地のある家がよい。生まれて3日目からよく観察して、阻まないように、氣を通わせることや、ペーシングを意識してみている。「させたい」を減らす。ただし「それは、選べません」は使って諫める。

 

やっぱり、当事者なしで決めるのっていけすかないじゃない?

 

2.迷って、失敗して、上手くいかなくていい、いちいち気にしない

総じて子育ては上手くいかないはずである。やたら泣く時点でそう(笑)その敗北感ったらきっとすごいのだと思う。今は可愛いけれど。さっそく、夜中に洗礼を受けたと妻は言う。

 

それを

  • それを止めなければならない
  • そうならないために事前に工夫をしなければならない

となると詰む。

 

だから、それは「止まらなくてもいいもの」とリフレーミングする必要がある。たとえば、まだ、生まれて3日である。「泣く」っていうことは、「筋トレ」でもあるし、最初にした「遊び」でもあると捉える。周辺探索のための武器でもある。そうして、環境に作用している。学んでいる時間である。どこまで泣けるかって試しているときもあるかもしれない。どれも学習なのだ。

 

いろいろなことをするだろう。子ども自身も失敗するのだろう。熱烈歓迎!それを手放しで両手で抱きしめたい。 

 

そもそも

「子どもは気持ちの悪いことはしない」

 

久しぶりに思い出した名言だけど、その通りだと思う。今そこで存在を行為している、その子を信じようじゃないか。

 

3.比較的上手くいっていることを探す

かなりブリーフ的な目線。

かといって、私たちは無力でいないことにする。「よさ」に向かって、試せることを試し尽くしていく。私たちも学んでいく。たとえば、今日は、おばあちゃんとおじいちゃんが抱くと寝るということを発見していた。

 

妻は「寒さかもしれない」と考えた。タオルを4枚重ねる。すると、すやすやだったらしい。原因と結果が一致しているかは、分からないけれど、次に上手くいかない時のヒントになる。もしかしたら、ぎゅって圧迫感の心地よさかもしれないし、昨日は偶然そうだっただけ、かもしれないとして。そういう日もあるってことだ。そういう「比較的上手くいっていること」をストックしていって、豊かになっていきたい。合言葉は「まだ、試していないことはある」とか「まだ、手はある」とかだね。

 

二人とも「パセージ」に行ったので、子育てのための共通言語があるのも強いだろうなと思う。何より、かつて、妻と子どもを見ることをしたことがあるわけだけど、またそれができるってことが嬉しい。あの時と同じわくわくと、熱と、全く不安でなさと、この状態がごく自然で必然であるというフィット感を感じる。

アドラー心理学の学び方|日本アドラー心理学会(INDIVIDUAL PSYCHOLOGY)

 

そんなわけで、これまでの合算的に、ハピペンちの子育ては、インクルーシブで、ブリーフセラピーで、アドラー心理学な子育てが根底に流れる子育てになっていくのだと思う。

 

これは余談なのだけれど、結婚したことよりも、妻と家族になったのだな、という実感が強まる。ようやく家族になれた感。

 

私たちは家族になったのだ、と。

 

そして「家族はいろいろなことを決めなければならない小集団(団士郎)」ということを忘れず、共に生きていこう。

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団士郎さんは、「かぞくのじかん」に連載している、こちらのマンガ?もおすすめです。

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