かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

196:売れるときに売るしかないか

恩を売る。恩に着せる。嫌な感じだろうか。

 

でも、忙しいからね。

 

売れるときに売るしかないからなあ。

 

今日は、不思議なことが起こっていた日だった。

 

子が成長を宣言する。

 

「どうぞ。」って感じで、私は蚊帳の外にいるようだった。

 

人はタイミングで、勝手に育つ。巣立つもんなんじゃないか、と思った。私なんか一瞬でどこまでも遠くに切り離されてしまう。

 

「スーパー宣言。」

このクラスでは2人目である。謎のスーパー宣言。

 

またつまずいたり、助けを求められたりしたときには、手を差し伸べたらいい。そんくらいの話なのかもしれない。

 

そして、なぜか私の肩を叩きたがるという、ね。

 

もう一つ「もっと授業がやりたい」と言ってくれた子もいたな。なんでなんだろうな。そして、どんな授業がやりたいんだろうな。聞いてみよう。

 

棚ぼたなのだけれど、物語の続きを作文用紙に書いて、それを色画用紙ではさんだ。自分が本を作れるなんて思わなくてビックリした、ととても感動していた。

 

こういうのは、一昨年にしたからスッとできることで、こういう遠くの子どもたちと生み出したことが未来でギフトになる感じは、この仕事の心地よいところである。

 

人々が私を通じて全く予期しないところでつながっている実感は心地よい。あなたがいたから、また別のあなたが生まれるというようなイメージ。いつか、そのあなたがたが交わるときを本当は楽しみにしている。