ああ、ここに来て、彼らといることは当たり前のことだったのだな、と改めて思わされる。良くも悪くも。
今日は久々憂鬱マンデーだった。そういう日は、彼らにいかによい思いをさせられないかというプレッシャーを感じながら一日が始まった。授業もグズグズ。全然ダメ。みんなつまらなそう。集中しない。のらない。あーあ。と。
それでも、テストが多かったというのも手伝って、安定してペースを取り戻すことができた。
そのこちらが辛いならなお荒れてしまおうというわけではない彼らにそこはかとなく温もりを感じる。
むしろ、そういうメンタルな私と200日もの間時間を共にしてくれたのこそ彼らだったのだ。そういう私によく付き合ってくれた。そうやってここまで来たのだ。私が特段不安なことなど慣れっこなのだ。
私が信じていないのは一体誰なのだろうか。自分が信じられないなら、自分以外を信じたらいいじゃないか。子どもたちだってそうだ。今日は全く自分を信じられなかった。夢見すら悪い。雨の音が嫌だった。目も痒い。そういうたまらない日。子どもたちも頼りないに違いないなんて、そんなことを思っていたのだ。サイテー。
でも、やっぱりそういうときほど、外の力を信じた方がいい。自分では抗えないものに抗わず、仕方なくでもありのままに、今を享受する。強がらなくていい。助けてもらおう。そして感謝しよう。
ゴミを拾っていたあの子。
勇気をもちたいと言ったあの子。
テストを頑張っていたあの子。
席を空けてくれたあの子。
朝から昨日あったことを一通り話してくれるあの子。
目を閉じるあの子。
そういうのを大切にしなきゃ。
そういう日に違いない。
3.11