かならず幸せになれるいきもの

おしゃべりによる出現する未来から学ぶ

069|教職は、自律神経をやられるし、自律神経をやられてはいけない

感情の上げ下げが激しいからだ。

 

そして、それをコントロール(処理)するのに、おそらく、脳がエネルギーを大量に消費する。よって身体の物理的な器官が消耗するのだと思う。

 

教師の仕事のもっともな部分は、感情労働であり、最大の負担も感情労働だと思ったが、それよりは「自律神経労働」と思った方がいいかもしれない。

 

その最大の理由は「余裕のなさ」であり、ニアイコールで「時間のなさ」である。

 

時間がないということは、「即判断」が多いということになる。それにエネルギー使う。

 

学校で働いている時間の中で、「即判断」が多いほど消耗する。

 

だから、「準備(計画)」による、「余裕」が必要になる。

 

たとえば、特別支援学級は、「即判断」が多いと思う。だから、少人数であるべきだし、チームで計画を練っていくのだと思う。

 

しかし、悪循環に、はまるとその「準備のエネルギー」も枯渇している可能性がある。

 

「イレギュラー等による即判断の連続」→「エネルギーの消耗」→「準備不足」→「イレギュラー等による即判断の連続」の悪循環である。

 

教職が、そういうルーティンだということで慣れていて、土日上手に休んでやりくりできている人は、もうそれでいいのだと思う。

 

けれど、そういうタイプの人で、健康に楽しく仕事ができているという人は少ないように感じる。

 

やはり、「働き方改革」は、必要で、その人が健康に気分悪くなく定年まで働けるような、仕組みや仕事の仕方を身につけていく必要はあるだろうと思う。

 

22時まで残ることや土日にも仕事のことを考えなければならないことが一年中あるのでは、その人は家族と生きていけるのか。私は、そこが気になる。

 

ワークライフバランスとよく言われるが、このバランスは、人それぞれ違うのだと最近よく思う。各々の感覚こそが大切になるのだと思う。

 

たとえば、量的な時間として5:5でないとストレスが多いという人もいれば、9:1という風に1でもあれば、0でなければいいという人もいる。そして、何を1と感じるかもそれぞれ違うだろう。家にいさえすれば仕事のことをしていてもライフを感じる人もいれば、家族といる時間がライフな人もいる。仕事と全く関係のないことをすることがライフな人もいる。大抵は、仕事以外がライフになるはずである。

 

私も一日の中に、プライベートな生活を進行する時間が0だと、ストレスが大きい。自分の好きなことの本を2ページでも読めば、そのストレスはとても小さくなる。それがないと、「今日は何もできなかった日」という烙印を押してしまう。たとえ、仕事が充実していても。

 

そして、本当は家族にも時間を割きたい。

 

ハピペンの一日は、

  1. 仕事
  2. 諸生活(睡眠・食事など)
  3. 省察
  4. 自分の時間
  5. 家族との時間

となっていることが多い

 

実際にやっていることと優先順位を考えるとこんな感じになっているように思う。この中の4と5をもっと増やしたり上げたりしたい。

 

そうすると、バランスが取れている感じがする。そのために、2は動かしようがないので、1か3を減らす必要がある。1は、永遠のテーマだろうと思う。早く帰れる算段と質の向上を絶えず考えたい。3は、もう少しダイエット可能かもしれない。この週末に見返して、価値を感じるか見てみたいと思う。かれこれ、100日近く溜めた自分のための振り返りから、自分の人生の満足感だとか充実感や生産性につながる知恵が眠っているのか、確かめて余計な時間を減らしたい。

 

そうそう。最近、振り返りこそが、悪循環の種かもしれないってことを見定めたいのだ。